出版社内容情報
森の英雄と仲間たちの冒険大活劇
「シャーウッドの森、ばんざい。」悪と闘い、弱きを助ける、無敵のチーム・ロビン
冒険、正義、愛情、涙と笑い――世界の名作にドキドキ、ワクワク
この物語は、12世紀ごろのイギリスで活躍していたという、伝説上の「森の英雄」を描いた作品です。主人公のロビン=フッドが、実在した人物かどうかは不明ですが、彼らの手がら話は、13世紀のころから民謡としてうたわれ、イギリス全国に伝わっていきました。そして15世紀後半からは、印刷術の発達とともに、多くの人たちが、民謡をもとにして短編小説、詩などに作りかえていきました。したがって、この物語には、特定の作者はいません。本書は、イギリス各地にちらばっていた民謡や短編作品を集め、それをもとにハワード=パイルという人が書いた再話を翻訳したものです。
世界中で少年少女に愛されている文学作品は、21世紀の日本の子どもたちに、国際人として欠かせない教養をもたらします。楽しく読みながら世界各国の歴史や文化も学べる、興奮と感動の「世界文学全集」の決定版です。
<目次より>
1.州長官と役人たちをなやます
森のおたずね者/大男「ちびのジョン」との出会い/肉屋になりすましたロビン/州長官につかえるちびのジョン/家来をなくした州長官
2.森の仲間とロビンの活躍
ロビンのいとこ、赤服ウィル/たのもしいタックぼうず/アラン=ア=デイルの婚礼/3人のむすこたちを救え!/もの乞いに一ぱいくわされる/ギスボーンのガイとの一騎打ち (以下略)
ハワード・パイル[ハワード パイル]
著・文・その他
中野 好夫[ナカノ ヨシオ]
翻訳
内容説明
この物語は、12世紀ごろのイギリスで活躍していたという、伝説上の「森の英雄」を描いた作品です。主人公のロビン=フッドが、実在した人物かどうかは不明ですが、彼らの手がら話は、13世紀のころから民謡としてうたわれ、イギリス全国に伝わっていきました。そして15世紀後半からは、印刷術の発達とともに、多くの人たちが、民謡をもとにして短編小説、詩などに作りかえていきました。したがって、この物語には、特定の作者はいません。本書は、イギリス各地にちらばっていた民謡や短編作品を集め、それをもとにハワード=パイルという人が書いた再話を翻訳したものです。
著者等紹介
中野好夫[ナカノヨシオ]
1903年、愛媛県生まれ。東京帝国大学英文科卒。英文学者・評論家。日本ではじめてモームの『月と六ペンス』などを紹介したほか、シェイクスピア、ディケンズなどの研究、翻訳を手がけた。1962年少年少女世界伝記全集『リヴィングストン』の著作でサンケイ児童出版文化賞受賞。1985年2月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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北風
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