出版社内容情報
野間児童文芸賞作家の新境地。読めば読むほど、歴史が好きになる! おすしが食べたくなる! 小学生から読める痛快グルメ時代小説。子どもたちの大好きな食べものは、いまもむかしもおすしがダントツ! この物語の主人公は、江戸時代の屋台すしの人気店「与兵衛ずし」のひとり息子・豆吉と、内店のナンバーワン寿司店「松が鮨」の娘・おきょうです。豆吉は、おとっつあんを助けて、なんとか与兵衛ずしを立派な内店にしたいと頑張っています。ところが、ある日とつぜん店にやってきた若侍・文四郎の窮状を聞き、おきょうとともにひと肌脱ぐことに。おとっつあんが岡惚れしているお冬さん、寺子屋のやぎ先生となかまたち、勘定奉行の松平さま……みんな巻き込みながら、もちろんマグロも穴子もヒラメもタコも登場して、若先生を救え! の物語の、はじまり、はじまりーっ!
読めば読むほど、歴史が好きになる! おすしが食べたくなる! 小学生から読める痛快グルメ時代小説、誕生!
もくじより
一 なぞの若侍と通りがかりの娘
二 お冬さんと骨ぬき
三 もっこく塾と新入生
四 エンガワと小天狗
五 尾行とちょんまげ
六 駕籠訴と次の手
七 深編み笠と団子
八 ふきげんと玉子渦巻
九 席書とやけ食い
十 包帯と御前試合
十一 かわらばんとサヨリ
十二 団子断ちとマグロ
十三 十三夜とにぎりずし
エピローグ
吉橋 通夫[ヨシハシ ミチオ]
著・文・その他
佐藤 真紀子[サトウ マキコ]
著・文・その他
内容説明
豆吉が店番をしていると、店先で若侍とふたりの追っ手が立ち回りを始めた。するとそこに現れたもみじ色の小そでの娘が…!?痛快グルメ時代小説。小学上級から。
著者等紹介
吉橋通夫[ヨシハシミチオ]
1944年、岡山県生まれ。法政大学卒。「季節風」同人。『たんばたろう』(TBSブリタニカ)で毎日童話新人賞受賞、『京のかざぐるま』(日本標準)で日本児童文学者協会賞受賞、『なまくら』(講談社文庫)で野間児童文芸賞、京都水無月大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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