出版社内容情報
ある冬の日、一人の少年と彼の犬は、茶色の地面に種をまきます。土をじっと見つめて、芽が出るまで、じっと待ちます。春がくると……2014年6月刊行の『クジラにあいたいときは』(原題:If you want to see a whale)に続く、コルデコット賞受賞作家エリン・E・ステッドとジュリー・フォリアーノによる絵本第二弾。
原題は"And then it's spring"で、アメリカで2012年に刊行。ワシントンポストやウォールストリートジャーナルで紹介され、数々のランキングやブックリストに登場。ベストセラーとなっています。
まだ雪が一面に残るある冬の日、一人の少年と、彼の犬は、雪が溶けて茶色の地面が顔を出したとき、種をまくことを決めました。
地面に穴を掘って、種を埋めると、じっくりじっくり待ちました。鳥が地面を掘り起こしませんように。雨が降りますようにと。1週間待って、さらに1週間。そして春が来ると……。
ジュリー・フォリアーノ[ジュリー フォリアーノ]
著・文・その他
エリン.E・ステッド[エリン.E ステッド]
著・文・その他
金原 瑞人[カネハラ ミズヒト]
翻訳
内容説明
空に、大地に、はるがくるのを、じっと見ていたくなる絵本。
著者等紹介
フォリアーノ,ジュリー[フォリアーノ,ジュリー] [Fogliano,Julie]
米国・ハドソンバレー在住の絵本作家
ステッド,エリン・E.[ステッド,エリンE.] [Stead,Erin E.]
絵本作家。1982年、米国・ミシガン州生まれ。デビュー作『エイモスさんがかぜをひくと』(光村教育図書)が2011年、コールデコット賞を受賞するなど、高い評価を得ている。精緻な鉛筆画とリノリウム印刷技術を使い、作品を描いている
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年、岡山県生まれ。翻訳家、法政大学社会学部教授。ヤングアダルトを中心に精力的に海外文学を紹介しており、訳書は400点を超える。また、翻訳のほかに書評やエッセーなども幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
yomineko@ヴィタリにゃん
chiaki
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