出版社内容情報
テオが出会った「かみさま」は、オムレツを知らないし、泳げないし、木に登れないし……。リンドグレーン記念文学賞受賞作家の絵本。
ある日、テオは森で「かみさま」に出会います。その神様は、変身できるし、水の上を歩ける。でも、オムレツを知らないし、泳げないし、木に登れないし……。そもそも神様って、どんな存在?
ベルギー出身のキティ・クローザーは、若手ながら2010年にアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞した実力派で、全世界的に注目されている作家のひとり。自作絵本の最新作である本書は、“神様”との出会いを描いた話題作。“死神“を採りあげた『ちいさな死神くん』(講談社)とともに、見えざる存在をユニークな想像力で描き出した、読み手にさまざまな考えを喚起させる一冊です。
タイトル文字は、同じリンドグレーン記念文学賞を受賞した日本を代表する絵本作家・イラストレーターの荒井良二さんによるものです。
【著者紹介】
1970年、ベルギーのブリュッセル生まれ。スウェーデン人の母と英国人の父をもち、スカンジナビア圏と英語圏の児童文学に魅了されて育つ。耳が不自由だったため、小さいころから絵やサイン、合図、身振り、ものの裏にかくされた意味に惹きつけられていたという。ブリュッセルのサン・リュックインスティテュートでグラフィックアートを学び、1994年『Mon royaume』でデビュー。以来、多くの作品を刊行し、装画も手がける。2003年に『こわがりのかえるぼうや』(徳間書店)、2005年に『ちいさな死神くん』(講談社)でオランダで最も美しい子どもの本に送られる賞のひとつ、銀の絵筆賞をそれぞれ受賞。2006年には文化庁による児童文学賞のグランプリに輝く。2009年にはモントルイユのブックフェアにて『Annie du lac』がバオバブ賞受賞。2010年、これまでの作品と業績をたたえ、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。テオドールとエリアスというふたりの息子の母でもある。
内容説明
テオが出会った「かみさま」は、オムレツを知らないし、泳げないし、木に登れないし…。でも、さようならをしたあと、テオにはある思いが残りました。世界が注目するアストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞作家の絵本。
著者等紹介
クローザー,キティ[クローザー,キティ] [Crowther,Kitty]
1970年、ベルギーのブリュッセル生まれ。スウェーデン人の母と英国人の父をもち、耳が不自由だった。ブリュッセルのサン・リュックインスティテュートでグラフィックアートを学び、1994年『Mon royaume』でデビュー。以来、多くの作品を刊行し、装画も手がける。2003年に『こわがりのかえるぼうや』(徳間書店)、2005年に『ちいさな死神くん』(講談社)が、オランダにて銀の絵筆賞をそれぞれ受賞。2006年には文化庁による児童文学賞のグランプリに輝く
ふしみみさを[フシミミサオ]
1970年、埼玉県生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務を経て、英語・フランス語の翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
mai
ネギっ子gen
ゆうゆうpanda
ユーカ