出版社内容情報
数学テロリストとの予期せぬ接触!? 数学オンチの特別捜査班を救う数学少女・浜村渚がテロ集団に立ち向かう! 次々と事件を解いていく渚のもとに届いたのはドクターピタゴラスからの挑戦状!
内容説明
その数学ソフトを使用した者はみな、ある信号を受信するとテロリストになってしまう。そんな脅威の洗脳プログラムに、警察もお手上げ。怪事件の解決はいつも、数学少女・浜村渚の頭脳に頼っていた。だが、ついに警察はワクチンプログラムを入手!事件が収束に向かおうとしていたその時、現れたのは…。
著者等紹介
青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。現在は千葉市の学習塾にて学習指導、教材開発を担当。ミステリー、青春、SFなど、ジャンルを超えた幅の広い作風を目指し、日々邁進中。2009年7月、第3回「講談社Birth」小説部門受賞作『浜村渚の計算ノート』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
49
中高生の頃に熱中していた数学のあれこれをいい感じに思い出させてくれるお気に入りのシリーズ。2014/05/04
空猫
20
図書館。政府が数学教育を排除した結果生まれた数学テロリストが起こす事件を,小学生とはみ出し刑事たちが非常識に捜査し,悪ノリとダジャレだらけのコミカルな展開になり,最終的に数学への愛がすべてを包み込んでしまうグルメ漫画みたいな展開に慣れてきて,細かいことは気にせず愉しめるようになってしまった。主人公たちの日常生活や語り部の刑事の出自など,シリーズを通しての話題も順調に進行。三角関数の話については,グラフなど図解が入ったほうがよかったと思うが,その他の数学の説明にはほぼ満足。2016/07/21
FK
11
数学者の名前や定理は小難しくて理解できるわけではありませんが、数学好きにはたまらない本作品は、3冊目でも変わらぬ楽しさを提供してくれます。以降の書下ろしが文庫に移行したのはなぜなんでしょうか?図書館で借りて読んでいましたが、続巻が近所の図書館にないのでどうしよう。2015/01/18
よっしー
7
関数やΣ、sin、θ等、懐かしの数学のオンパレード。内容は難しくてほとんど理解までは至りませんでしたが(笑 個人的には函館や五稜郭の話がお気に入り。少し前に見たから余計にかな~。美味しい海鮮が食べたくなって…の読了です!!2015/04/27
八子@ちょっと復活
7
くっ……難しい!三角関数は学校で習いましたが、あの例えは面白いですね。さくさく読めて良い。渚ちゃん可愛いです。講談社Birthは原稿募集を止めてしまいましたが、続きは出るのでしょうか。是非出てほしいんですが。2012/05/24
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