出版社内容情報
読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、古典文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、文学全集の決定版おとぎ話でおなじみの『おとぎ草子』。「山椒太夫」に代表される『説経集』。どちらも中世に成立した、庶民のための“語りの文学”だ。空想や教訓、信仰心を盛りこみ、同じ下層の語り手によって生き生きとした言葉で表現されてきた物語は、混沌の時代に庶民を楽しませ、勇気づけた。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
清水 義範[シミズ ヨシノリ]
著・文・その他
ねじめ 正一[ネジメ ショウイチ]
著・文・その他
内容説明
『おとぎ草子』。「山椒太夫」に代表される『説経集』。どちらもが中世に成立した、庶民のための“語りの文学”である。おとぎ話も説経も、あくまでもわかりやすく作られ、当時の世相をよく伝えている。そして、その底にひそむ寓意性は、現代にもなお通じるところが多い。空想や教訓、信仰心をふんだんに盛りこみ、同じ下層の語り手によって生き生きとした言葉で表現されてきた物語は、混沌の時代の庶民たちを楽しませ、勇気づけたのである。
著者等紹介
清水義範[シミズヨシノリ]
1947年、名古屋市に生まれる。愛知教育大学卒業。塾の教師、広告代理店に勤務の後、1981年、『昭和御前試合』でデビュー。著書に『国語入試問題必勝法』(吉川英治文学新人賞)など
ねじめ正一[ネジメショウイチ]
1948年、東京都に生まれる。青山学院大学中退。1980年、詩集『ふ』でH氏賞を受賞。阿佐ヶ谷で、ねじめ民芸品店を経営しながら作品を執筆する。著書に『高円寺純情商店街』(直木賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
pocco@灯れ松明の火
訪問者
つん
てらさか