古今著聞集ほか

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古今著聞集ほか

  • 阿刀田 高【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2010/01発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062827638
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8393

出版社内容情報

名作古典文学を21世紀の子ども達に!

読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、日本の古典文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ古典文学全集の決定版。

阿刀田 高[アトウダ タカシ]
著・文・その他

内容説明

王朝貴族社会をなつかしみながら、中世の人事百般や鳥獣、虫、妖怪にまで筆がおよび、整然と分類された説話の百科事典ともいえる『古今著聞集』。「少年の教科書」として読みつがれ、簡明でおもしろい教訓の宝庫である『十訓抄』。そして『沙石集』は、狂言や落語にまで影響をあたえ、仏教書としてはめずらしく、笑いと人間味にあふれている。

目次

古今著聞集(しらみの仇討ち;柿の実どろどろ;ばくちの効用;美しい盗賊;弓の勝負;泣き女;へびの眼;猿の願い;わがままな病人;おなら治療法;筆くらべ;力自慢;美女で力持ち;あやしい瓜の実;天狗のいたずら;夜の調べ;南の島に鬼がきた;欠点を見つける男;るわもの鬼同丸)
十訓抄(はちの恩返し;大江山の歌;馬を飼う老人;おけの水;ありがたい風景;人のものは人のもの;仙人になりたい;ぶきみな絵師;妻の条件;うぐいす見物会;歌を詠む武士;生きかえった名人;竜の鳴く声;深夜に門をたたく音;高所恐怖症)
沙石集(賢い人と慈悲深い人;動物たちの討論会;運命の石;水割り酒;ちょっとよい裁判;わかっちゃいるけど;うぐいす姫;ものしり男;耳たぶ五百文;おそろしい沼;歯医者のおまけ;水たまり;地蔵なべ)

著者等紹介

阿刀田高[アトウダタカシ]
1935年、東京都に生まれる。早稲田大学仏文科卒業後、国立国会図書館に司書として勤務。在職中からコラムニストとして活躍を始め、SFやミステリーなども執筆し、後に作家活動に専念するようになる。『ナポレオン狂』で第81回直木賞を受賞。『新トロイア物語』で第29回吉川英治文学賞を受賞。新鮮な発想と、エスプリのきいた結末とで多くの読者を獲得し、ことに短編小説の名手としての評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takaC

49
結末が納得できない話も多かったけれど、鎌倉時代の説話集とはそんなものだろう。現代語で分かりやすく書き直されていてなかなか面白く読めた。2014/01/24

kagetrasama-aoi(葵・橘)

34
『古今著聞集』『十訓抄』『沙石集』の三つの説話集からそれぞれ十九話、十五話、十三話を阿刀田高氏が子供向けにわかりやすく、現代文で翻案したものです。日本の説話のみならず、中国の説話も入っています。例えば『塞翁之馬』とか。子供の頃に読むと、きっとこれから小説を読むときより理解が深まることがあるのではないかしら。孫と一緒に読みたい一冊です。因みに私のお気に入りの説話の『大江山の歌』が入っていて嬉しいです。2022/04/16

花林糖

22
(図書館本)『古今著聞集』20話、『十訓抄』15話、『沙石集』13話。3冊共楽しく読めたので個別に読みたくなりました。最後が首をかしげたくなるのもあるけれど、それは時代が違うから仕方がないか。(購入)2017/06/26

とも

7
図書館本 読みやすいけれど 時間がかかった2021/05/22

がんぞ

7
日本霊異記のような“仏教は尊い”といった話は少なく(阿刀田の好みか)善意が裏切られ、酷い目にあった、というようなイソップ寓話風が多い。子供には何のことかわからないかもしれないが、不倫密通、駆け落ちの話もある。十訓集には骰子博打を一度はしてみたいと女房に言うと五百文の元手を用意してくれて勝ち続けて五百貫にもなったのでそれを生活資に出家することにしたという殊勝な話も。後半の沙石集は一応仏教説話だが僧が酒を飲んだり、女に恋したり…奈良時代ならともかく、貨幣経済が発達した室町時代にはニンゲンも狡くなってきたようだ2015/09/06

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