出版社内容情報
読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、古典文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、文学全集の決定版『徒然草』は乱世の鎌倉時代に生きた吉田兼好が残した”言葉”。宝島の地図のように魅力的で、誰もが一度は目を通したくなる。『方丈記』は、鴨長明が人の世の無常を語りながらも、生きることの素晴らしさも教えてくれる。この2冊は枕草子に並び「日本三大随筆」と称される。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
嵐山 光三郎[アラシヤマ コウザブロウ]
著・文・その他
三木 卓[ミキ タク]
著・文・その他
内容説明
『徒然草』は、ふしぎな作品だ。教訓あり、世間話あり、思い出話あり、世相批判あり、うわさ話あり、うんちくあり―。乱世の鎌倉時代に生きた兼好が残したメッセージは、宝島の地図のように魅力的で、謎にみちていて、だれもが一度は目を通したくなる。『方丈記』は、読む人の背すじをのばす。混乱の時代を生き人の世の無常を語りながらも、生きることのすばらしさも教えてくれる。これほど後世の人の精神に大きな影響を与えた書物はないといわれる。
目次
徒然草
方丈記
著者等紹介
嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年、東京都に生まれる。少年のころから『徒然草』に興味をもち、仙人生活にあこがれた。國学院大学で隠者文学を専攻し、そのまま山にひきこもろうとしたが、出版社に就職。1980年に独立して作家となる。2006年に『悪党芭蕉』で泉鏡花文学賞・読売文学賞を受賞
三木卓[ミキタク]
1935年、東京都に生まれる。早稲田大学文学部卒業。詩集『東京午前三時』でH氏賞。詩集『わがキディ・ランド』で高見順賞、『鶸』で芥川賞、『ぽたぽた』で野間児童文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kagetrasama-aoi(葵・橘)
花林糖
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とよぽん
春ドーナツ