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出版社内容情報
貴族社会を描き尽くした一大叙事詩
人間って……弱い生きものなんだなあ。
辞書なしで、古典の名作がラクラク読める!
帝の子として生まれ、光り輝く美貌と才智で位を得、富と名声を得、数多の恋を成就させた源氏。六条院での源氏の栄華は、はてしなく続くように思われたが、その子夕霧、そして内大臣の息子柏木の恋の炎がいやおうなしに源氏をまきこんで渦まく。源氏にも日、一日と人生の秋がしのびよっていた――。王朝大河ロマン、波乱のクライマックス。
名作古典文学を21世紀の少年少女たちに!読みやすいふりがな、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、日本の古典文学にはじめて出会う少年少女の理解を助ける古典文学全集の決定版です。
<目次より>
野分(のわき)/真木柱(まきばしら)/藤(ふじ)の裏葉(うらば)/若菜(わかな) 上/若菜(わかな) 下/柏木(かしわぎ)/夕霧(ゆうぎり)/御法(みのり)/幻(まぼろし)/浮舟(うきふね)
監修
司馬遼太郎/田辺聖子/井上ひさし
編集委員
興津要/小林保治/津本信博
瀬戸内 寂聴[セトウチ ジャクチョウ]
著・文・その他
内容説明
帝の子として生まれ、光り輝く美貌と才智で位を得、富と名声を得、数多の恋を成就させた源氏。六条院での源氏の栄華は、はてしなく続くように思われたが、その子夕霧、そして内大臣の息子柏木の恋の炎がいやおうなしに源氏をまきこんで渦まく。源氏にも日、一日と人生の秋がしのびよっていた―。王朝大河ロマン、波乱のクライマックス。
目次
野分
真木柱
藤の裏葉
若菜 上
若菜 下
柏木
夕霧
御法
幻
浮舟
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県に生まれる。少女時代から小説家を志し、東京女子大学に進む。1961年、『田村俊子』で田村俊子賞、1963年、『夏の終り』で女流文学賞を受賞。1973年、岩手県平泉の中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。1974年、京都・嵯峨野に寂庵を結ぶ。1987年より岩手県天台寺住職(現・名誉住職)。1992年、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年、『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年、『場所』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。また2006年には国際ノニーノ賞受賞、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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