古事記

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古事記

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062827515
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8393

出版社内容情報

読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、古典文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、文学全集の決定版神話に見る日本人の心、原初の姿
バトル!神様もたいへんなの。
辞書なしで、古典の名作がラクラク読める!

日本にまだ
固有の文字がなかった8世紀初頭に成立した『古事記』は、漢字の音と訓を利用して、神話や古くからの言い伝えを書き表した日本最古の書物である。国の成り立ちを説いた歴史の書にとどまらず、古代の人々の想像力にみちた豊かな文学性を感じさせる。とりわけここに収めた「上の巻」には、イザナキ・イザナミの国生み、天の岩屋戸、スサノオの八俣の大蛇(おろち)退治など、日本神話としてなじみ深い話の数々が、飾り気なく力強く描かれている。ここには、日本人の心と行動すべての原初の姿を見つけることができる。

名作古典文学を21世紀の少年少女たちに!読みやすいふりがな、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、日本の古典文学にはじめて出会う少年少女の理解を助ける古典文学全集の決定版です。

<目次より>
1.神々の始まり
2.イザナキの命とイザナミの命
3.イザナミの命の死
4.黄泉の国
5.イザナキの命の禊
6.アマテラス大御神とスサノオの命
7.天の岩屋戸
8.スサノオの命の追放
9.八俣の大蛇
10.スサノオの命と出雲の国
11.オオクニヌシの神と因幡の白うさぎ
(以下略)

監修
司馬遼太郎/田辺聖子/井上ひさし
編集委員
興津要/小林保治/津本信博

橋本 治[ハシモト オサム]
著・文・その他

内容説明

日本にまだ固有の文字がなかった八世紀初頭に成立した『古事記』は、漢字の音と訓を利用して、神話や古くからの言い伝えを書き表した日本最古の書物である。国の成り立ちを説いた歴史の書にとどまらず、古代の人々の想像力にみちた豊かな文学性を感じさせる。とりわけここに収めた「上の巻」には、イザナキ・イザナミの国生み、天の岩屋戸、スサノオの八俣の大蛇退治など、日本神話としてなじみ深い話の数々が、飾り気なく力強く描かれている。ここには、日本人の心と行動すべての原初の姿を見つけることができる。

目次

神々の始まり
イザナキの命とイザナミの命
イザナミの命の死
黄泉の国
イザナキの命の禊
アマテラス大御神とスサノオの命
天の岩屋戸
スサノオの命の追放
八俣の大蛇
スサノオの命と出雲の国〔ほか〕

著者等紹介

橋本治[ハシモトオサム]
1948年3月、東京都に生まれる。東京大学文学部国文科卒業。1977年、「桃尻娘」で小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・エッセイなど、あらゆるジャンルで精力的な執筆をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kagetrasama-aoi(葵・橘)

45
子供向けなので、かなりわかりやすく、しかもかなり楽しめる内容になっています。孫と一緒に読みたい一冊です。この本読んで、子供の頃から疑問に思っていたこと、やはり思いました。『海サチ山サチ』の話、釣針無くした弟の山サチビコを、兄の海サチビコがそれを許さないのが悪いって話だよね、それって理不尽じゃないの?悪いのは釣針無くした山サチビコだと思うけど。失敗しても謝れば許すべきだ、という話なのかな?それとも兄弟の話で兄は弟に寛大であるべきという話なのかな?50年経ってもわからない話でした。2022/03/16

fu

23
神話がいつのまにか歴史に変わっていくのが「古事記」。神話と歴史の間に厳密な線が引けないというのが面白い。イザナキとイザナミ、アマメウズメ、オオクニヌシ、スサノオ、海サチビコと山サチビコ等。それぞれの物語の関係や繋がりがようやく理解できた。神さまたちの世界も、嫉妬や苛めやひきこもりやら結構激しい。 2015/11/28

春ドーナツ

10
告白。橋本治さんと髙橋治さんを混同していました。お恥ずかしい。さて。日本の神話よりギリシアのそれの方が詳しいというのは如何なものか、と常日頃考えて参りました。「平家物語」「太平記」をほぼ連続して読んだ「ノリ」を大切にして、行けるところまで行ってみようと考えたときに「源氏物語」も気になるけれど、先ずは「古事記」だと思いました。「因幡の白兎」という言葉は物心ついた頃からインプットされていたのですが、ついにバックボーンを知ることができて、にんまりしてしまいました。ヤマタノオロチの描写は迫力がありましたよ。2017/09/03

bull

7
大変楽しく読めた。さすがは橋本治。「トリックスターとしてのスサノオの命、因幡の白兎」「オオクニヌシ神の貴種流浪譚」「神々の『弟の力』」が面白い。また奇妙な「オオクニヌシの国譲り」からは日本的内在的論理が読み取れる。それにしても、神のげろやうんちから神が生まれる、なんて神話は他の国にあるのだろうか。場面では「天の岩屋戸で踊るアナノウズメの命と八百万の神々」がとても楽しい。『古事記』では神や土地が忽然と生まれ、いつの間にか神の子は人間になっている。神話と歴史が連続する不思議な日本であり、日本人は読むべきだ。2015/06/28

田中峰和

6
因幡の白兎など、いくつかのトピックは知っていても全体のつながりはあまり知識のない古事記。創成期以降の聖書の内容の方が古事記より接する機会が多かったので、知識も持っていた。山幸彦(ヒコホホデミの命)が妻に出産を覗かないように頼まれたのに、覗くとサメがいたという話。黄泉の国でイザナミノミコトが夫のイザナキノミコトに、覗かないように頼んだ話にも共通する。見るなのタブーは、その後も鶴の恩返しにもみられる。山幸彦とサメのハーフ「ワカヤフキアエズ」もサメと結婚するので、最初の人皇・神武天皇の血は4分の3がサメになる。2017/12/20

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