出版社内容情報
日本文学の名作を21世紀の子ども達に! 読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ日本文学全集の決定版。
太宰 治[ダザイ オサム]
著・文・その他
井伏 鱒二[イブセ マスジ]
著・文・その他
井上 洋介[イノウエ ヨウスケ]
著・文・その他
村上 豊[ムラカミ ユタカ]
著・文・その他
内容説明
ギリシャの古伝説を題材に友情と信頼の勝利を巧みな文章でリズミカルに表現した短編、太宰治の「走れメロス」や、ユーモラスな語り口の奥に人生に対する的確な観察眼が光る、井伏文学を代表する傑作として著名な「山椒魚」など、八編を収録。ふりがなと行間注で、最後までスラスラ。児童向け文学全集の決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爺
26
「走れメロス」のあらすじは言うまでもない。井伏鱒ニの作品を読むのは初めて。「山椒魚」は情景描写が印象的。山椒魚を取り囲む環境に対する描写などがうまく、面白かった。2022/02/26
頼ちゃん
6
井伏鱒二の「遥拝隊長」がおもしろかった。2020/08/25
訪問者
3
それにしても太宰治のユーモアというものは、日本文学には珍しい稀有なものではないだろうか。2022/03/15
アーノルド
2
珠に名作と言われる作品に触れてみたくなります この“山椒魚”はそんな理由に加え、妙な周波数を感じ手にしてみました 『是非、読むべき!』と言われているようで… それが間違いだったと気付くのにそれほど時間は掛かりませんでした 些か、閉所恐怖症気味の者が読むべきではなかった また、この時ばかりは自身の想像力を怨むばかり… 今思えばあの強烈な周波数、『是非、読むべき!』ではなく、『間違っても近付くな!』という警告だったのだろう と、このように思わせてしまう作品はやっぱり“名作”なのだろう!2016/06/17
レドロネット瑞城
1
山椒魚の物語は人が全然いなくて 主人公が人以外の物語を初めて読み なかなか趣があって面白かった!!2014/08/05