出版社内容情報
認知症を癒やすドッグセラピーを徹底取材!笑顔が戻った! 記憶力に回復の兆しが! 岡山県のある施設でセラピードッグが驚異的な成果をあげている。認知症患者と犬たちの10年を追う感動のドキュメント
内容説明
犬たちがいれば、失われたはずの記憶が、言葉が、そして笑顔がよみがえる―認知症を癒やす「ドッグセラピー」。その現場を4年にわたり密着取材した感動の書きおろしドキュメント。
目次
家族が認知症になったら―家と施設の狭間で
ドッグセラピーの黎明―犬の記憶をたどって
人と世界をつなぐリード―つながりを失った人たち
記憶を呼び起こす子守歌―よみがえる歌と笑顔
記憶に残る出会いと別れ―ふるさとの記憶をめぐって
仕事する犬たち―ただいまセラピー修業中
なぜ犬が?―効果を生む要因を探る
あふれ出す笑い―「犬とふたり」の世界
「自己表現」の回復―自分を取り戻す
「情動のゲート」が開く―犬舎に来れば別人
認知症と記憶の脳科学―治療手段としての可能性
認知症への新たな挑戦―普及のためのエビデンス
記憶の泉へ
著者等紹介
真並恭介[シンナミキョウスケ]
ノンフィクションライター。1951年、大阪府茨木市生まれ。北海道大学卒業。92年ライブストーン株式会社を設立、代表取締役となる。主に医学・医療分野の雑誌・書籍の編集や出版に従事。2002年から毎日新聞大阪本社特約記者として、医療・大学などの取材を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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