内容説明
「賢く老いて、家で死ぬ」ためには?なぜ、医療と介護は一体化できないのか?地域医療にかける“往診の名医”の処方箋。こころ和むエピソード満載。
目次
第1章 老人を苦しめる現代医療(あなたは「仕方ないね」と言えますか?;「健者に害を与えるなかれ」;現代医療の罠「手術」 ほか)
第2章 在宅ケアと老人たち(求められる在宅ケア;武石村診療所と在宅ケア;武石村の老人たち ほか)
第3章 寝たきり老人と介護(日本の寝たきり老人たち;寝たきり老人予備軍よ、目を覚ませ;老親の扶養を考える ほか)
著者等紹介
矢嶋嶺[ヤジマタカネ]
1933年長野県生まれ。1960年信州大学医学部卒業。信州大学医学部第一外科教室、結核研究所外科、厚生連北信総合病院外科を経て、依田窪病院院長、武石村診療所所長、武石村高齢者福祉センター所長を歴任。1996年から2001年まで長野大学教授。現在、矢嶋診療所・グループハウス「遊子舎」所長。専門は外科・内科・地域医療(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うさぴょん
3
私のまわりにもこんな先生はいらっしゃるでしょうか(・・?2015/07/26
akubineko
1
生老病死は、避けられないことなのに、「健康のためなら死んでも良い!」みたいな事態になったのだろう。アンチエイジングなんて言って、老いることが悪いことのようになり、みんなが若さと健康にしがみついている。矢島先生の言うように、あるがままに老い病み、死を受け入れられる自然な生き方をしていきたい。2010/10/12
マスオ
1
長野の平均年齢が高いのは矢嶋先生と鎌田先生の存在かとふと思いました。2008/06/02
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