出版社内容情報
浅川 博忠[アサカワ ヒロタダ]
著・文・その他
内容説明
「お前まで俺を裏切るのか!?」―古くは岸信介と佐藤栄作の兄弟対決に始まり、田中角栄と福田赳夫の「角福戦争」、竹下登の「創政会旗揚げ」、小沢一郎憎しで立ち上がったYKK、そして一強・安倍晋三に挑むのは…。政界「奥の院」の人間ドラマを膨大な取材メモを元に描いた、永田町取材歴40年の集大成。
目次
岸信介vs.佐藤栄作
池田勇人vs.佐藤栄作
河野一郎vs.佐藤栄作
田中角栄vs.福田赳夫
大平正芳vs.福田赳夫
田中角栄vs.竹下登
中曽根康弘vs.三木武夫
海部俊樹vs.竹下登
YKKvs.小沢一郎
森喜朗vs.三塚博、河野洋平vs.加藤紘一
野中広務vs.小沢一郎
小泉純一郎vs.橋本龍太郎
安倍晋三vs.岸田文雄、石破茂、菅義偉
著者等紹介
浅川博忠[アサカワヒロタダ]
1942年、東京生まれ。政治評論家。慶應義塾大学商学部卒業後、シンクタンク・産業計画会議研究員を経て独立。40年以上にわたり永田町取材を続けた。2017年2月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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k5
69
「小説を書いてみたいんやがネタがないんや」、と数年前の呑み会でウダっていた時、学生時代の後輩が「本当は萌える小説吉田学校ってどうすか?」と言い出した。なんでも政治家の裏切り裏切られ史は、彼らを美少女化してみたら可愛いく感じられるのではないかと。。。で、完全にネタ本になりそうな本書。これを元にアベ×スガ×キシダを妄想すれば俺も小説家に。。。無理だっ。なお、その後輩はのちに母校の准教授になったので、研究者の発想力には勝てないなあ、と思う今日この頃です。2020/09/12
thee birdmen
32
そうなのよね、何がめんどくさいって嫉妬なのよ。それこそが人を動かす原動力。権力者は後継候補たちの嫉妬心を煽ったりくすぐったりして、上手に競わせてきたということがよく分かりました。フィクションならば面白いで方がつきますが、登場人物のほとんどが国の行く末なんて微塵も考えていなかったということもまた露見しています。官僚が動かしてきた国で、財政政策然り官僚の言いなりにしかならない現実もこれを見れば致し方なしというところでしょうか。叩き上げの実力行使で本当の意味での官僚政治打破が出来るか、ガースー腕の見せ所ですね。2020/10/17
e
21
YouTube大学で紹介されていて興味を持ったので読みました。ついこの間見た吉田茂のドラマに出てきた池田勇人や佐藤栄作、田中角栄が出てくるあたりがそれぞれの人物像が想像しやすく1番面白かったです。今の政権はどう書かれるのかなあ2020/03/11
はる坊
12
自民党の派閥争い。みんなのし上がるために、あらゆる手を使って政敵を蹴落としてるんやなー今安倍一強やけど、次は岸田、石破、河野、もしくはその他、、、誰になるんやろなー2018/02/11
かなた
10
自民党が野党であった時代はたったの4年しかない。ほとんどは自民党が日本を作ってきた。DAIGOのおじいちゃんが思った以上にすごい。 菅さんはピンポイントリリーフ総理では終わらなさそう。2020/09/09
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