出版社内容情報
昭和30年代、大阪・猪飼野――在日朝鮮人密集地は、また愚連隊と暴力団がひしめく地域だった。少年たちの目を通して見た昭和史!昭和30年代、大阪・猪飼野――在日朝鮮人密集地は、愚連隊とやくざ組織が跳梁する地域でもあった。当時一千余人の構成員を擁したといわれる“明友会”は、猪飼野がうみだした朝鮮人愚連隊だった。しかしその明友会は、昭和35年、山口組との抗争に敗れ壊滅。
三丁目長屋に住む十代のノブオ、ヒウォン、ミツアキ、ヨーカ、わたし、そしてリーダー格の百番地のマサオたちは、時代と地域の色濃い空気に翻弄され影響を受けながら、やがてそれぞれの道を突き進んでいく。昭和ノスタルジー・ノンフィクションの傑作!
プロローグ
昭和三十三年夏
真田山事件
粗暴少年グループ
マサオと愚連隊の街
明友会壊滅
エピローグ
文庫版のためのあとがき 五十年前の忘れもの
黄 民基[ファン ミンギ]
著・文・その他
内容説明
昭和30年代、大阪・猪飼野―在日朝鮮人密集地は、愚連隊とやくざ組織が跳梁する地域でもあった。当時一千余人の構成員を擁したといわれる“明友会”は、猪飼野がうみだした朝鮮人愚連隊だった。しかしその明友会は、昭和35年、山口組との抗争に敗れ壊滅。三丁目長屋に住む10代のノブオ、ヒウォン、ミツアキ、ヨーカ、わたし、そしてリーダー格の百番地のマサオたちは、時代と地域の色濃い空気に翻弄され影響を受けながら、やがてそれぞれの道を突き進んでいく。昭和ノスタルジー・ノンフィクションの傑作!
目次
プロローグ
昭和三十三年夏
真田山事件
粗暴少年グループ
マサオと愚連隊の街
明友会壊滅
エピローグ
文庫版のためのあとがき 五十年前の忘れもの
著者等紹介
黄民基[ファンミンギ]
1948年、大阪市生野区生まれ。ルポライターとして東欧報道、北朝鮮報道に携わってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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