講談社+α文庫
真説 毛沢東〈下〉―誰も知らなかった実像

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 720p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816601
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0123

出版社内容情報

『ワイルド・スワン』の著者が、長年にわたる調査と関係者への取材をもとに、驚くべき新事実を盛り込んで描き出す新しい毛沢東像!建国の英雄か、残虐な独裁者か――。

没後40年、毛沢東とは何者だったのか? 

世界的大ベストセラー『ワイルド・スワン』の著者が長年にわたる調査と関係者への取材をもとに描き出す、まったく新しい毛沢東像! 

20世紀中国の驚くべき新事実をふんだんに盛り込んだ衝撃的歴史大作。

本書を読まずして、現代中国は理解できない!

第五部 超大国の夢
第三二章 スターリンと張り合う
第三三章 二大巨頭の格闘
第三四章 朝鮮戦争を始めた理由
第三五章 朝鮮戦争をしゃぶりつくす
第三六章 軍事超大国計画
第三七章 農民を敵に回す
第三八章 フルシチョフを揺さぶる
第三九章 百花斉放の罠
第四〇章 大躍進―国民の半数が死のうとも
第四一章 彭徳懐の孤独な戦い
第四二章 チベット動乱
第四三章 毛沢東主義を世界に売り込む
第四四章 劉少奇の奇襲
第四五章 原子爆弾
第四六章 不安と挫折の日々
第六部 復讐の味
第四七章 林彪との取引
第四八章 文革という名の大粛清
第四九章 復讐の後味
第五〇章 新たな執行体制
第五一章 戦争騒ぎ
第五二章 林彪事件
第五三章 毛沢東主義、世界でもつまずく
第五四章 反共ニクソン、赤に呑まれる
第五五章 周恩来の癌を進行させる
第五六章 江青の文革
第五七章 老人毛沢東、保身を図る
第五八章 最後の日々


ユン・チアン[ユン チアン]
著・文・その他

ジョン・ハリデイ[ジョン ハリデイ]
著・文・その他

土屋 京子[ツチヤ キョウコ]
翻訳

内容説明

毛沢東(1893‐1976)はついに、超大国の夢へと向かい始めた。朝鮮戦争をしゃぶりつくし、大躍進政策を推し進め、文化大革命という名の大粛清を行う。そして、行き着いた先は―。『ワイルド・スワン』の著者が、驚くべき新事実と圧倒的筆致でまったく新しい毛沢東像を描き出す。歴史超大作、怒涛の後編!

目次

第5部 超大国の夢(スターリンと張り合う―一九四七~四九年 毛沢東五三~五五歳;二大巨頭の格闘―一九四九~五〇年 毛沢東五五~五六歳;朝鮮戦争を始めた理由―一九四九~五〇年 毛沢東五五~五六歳;朝鮮戦争をしゃぶりつくす―一九五〇~五三年 毛沢東五六~五九歳;軍事超大国計画―一九五三~五四年 毛沢東五九~六〇歳 ほか)
第6部 復讐の味(林彪との取引―一九六五~六六年 毛沢東七一~七二歳;文革という名の大粛清―一九六六~六七年 毛沢東七二~七三歳;復讐の後味―一九六六~七四年 毛沢東七二~八〇歳;新たな執行体制―一九六七~七〇年 毛沢東七三~七六歳;戦争騒ぎ―一九六九~七一年 毛沢東七五~七七歳 ほか)

著者等紹介

ユンチアン[ユンチアン] [Halliday,Jon]
1952年、中華人民共和国四川省生まれ。文化大革命が吹き荒れた1960年代、14歳で紅衛兵を経験後、農村に下放されて農民として働く。以後は「はだしの医者」、鋳造工、電気工を経て四川大学英文科の学生となり、苦学ののちに講師となる。1982年、ヨーク大学で博士号を取得。一族の人生を克明に描くことで激動期の中国を活写した『ワイルド・スワン』など、彼女の著書は世界40ヵ国で翻訳され、累計1500万部の大ベストセラーになっている

ハリデイ,ジョン[ハリデイ,ジョン]
ロンドン大学キングス・カレッジの前上級客員特別研究員

土屋京子[ツチヤキョウコ]
翻訳家。東京大学教養学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

11
「毛沢東の私生活」はいわゆる暴露本だけど、こっちはサイコパス伝説。「ワイルドスワン」の著者は、マオを相当恨んでいますね。

勝浩1958

8
自分の悪政が原因で七〇〇〇万以上の人民がー平時にー非業の死へ追いやられたにもかかわらず、毛沢東は自分の不遇を嘆くことにしか関心を示さなかったのである。最低の人間としか言いようがない。なぜ、側近の者たちは想像を絶する暴虐を止めることができなかったのであろうか。しょせんは自分の命や地位が奪われることを恐れたのだろうか。現在の中国共産党も権力闘争に明け暮れている。いつの時代も、中国では人民はまともに人間扱いしてもらえないようだ。2016/09/17

うたまる

2
「わたしの屁は社会主義の屁であり、芳しい香りがするはずだ」……スターリン亡き後、増上慢に拍車のかかる毛沢東。国家を丸ごと強制労働付きの精神病院化し、果ては人民の名を奪い家畜さながら番号管理するなどやりたい放題。そりゃ家畜なら何万人殺しても平気でいられるだろう。この胸糞悪いクズをなぜ生前に誅殺しなかったのか不思議でならなかった。一方で、人民を無辜の被害者として扱うのもどうかと思う。毛沢東を支持し、文革やチベットで嬉々として虐殺に手を染めたのも同じ中国人だ。まさかまさか、実は毛沢東とは平均的中国人だったのか。2019/09/07

おおとろ|内省的ストーリーテラー

1
☆☆☆☆2025/05/25

一江春水向東流

1
趁新冠肺炎橫行期間終於讀完了.是繼李醫生回憶錄之後第二本毛傳.這本書的指向性很強,從毛的少年期開始就把他描寫成一個極有心機的孩子,到後來把最後的責任都推到毛一個人身上,我覺得還是很不妥的.夫婦作者雖然查了很多資料,但是對資料的甄別以及結論的導出過於輕率.使得本來耗時10年而成的嚴肅的歷史讀物變成了一本厚厚的控訴書.張戎自己家庭受毛禍害很深(父親和姥姥都死於文革)所以寫這本書本質上不是為了研究和分析毛,而是一種追責和控訴.當主管情緒取代了嚴謹的分析和歸納而得出的結論,並不為學界所接受.2020/05/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11067808
  • ご注意事項

最近チェックした商品