講談社+α文庫
今日も猫背で考え中

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816380
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

テレビでいつもふざけている男が、田中裕二から仕事、恋、日本、人間についてまで、思いつくままに、でもちょっとまじめに考える。爆笑問題・太田光が35のテーマについて語ったエッセイ集。

仕事のこと、恋のこと、日本のこと、田中裕二のこと、人生のこと。
タバコを吸い、コーヒーを飲みながら、思いつくままに、でもちょっとまじめに考えてみた。

「夢を見る。夢がかなった自分を妄想する。結果、『それほどでもなかったな』とガッカリする。俺の人生なんて、そんなことの繰り返し」
「『人間はたまに違和感を感じないと生きてはいけない』にもかかわらず、同時にまた、『他者と同化したい』と願うもの」
「アメリカ型経済のやり方って、日本に合っていない」
「人間なんてダメでOKとは思っていないけど、生きていけないほどのことじゃない」
など、響く至言がきっと見つかる!

プロローグ しごとのはなし
第一章 学校では教えてくれなかったこと
第二章 ヒットの法則がわかりません
第三章 日本人はアメリカ人よりも個性的である
第四章 今日も猫背で考え中
第五章 孤独が好きなわけじゃない


太田 光[オオタ ヒカリ]
著・文・その他

内容説明

仕事のこと、恋のこと、日本のこと、田中裕二のこと、人生のこと―。タバコを吸い、コーヒーを飲みながら、思いつくままに、でもいつもよりちょっとだけまじめに考えてみた。爆笑問題・太田光が35のテーマについて縦横無尽に語った人気エッセイ!

目次

第1章 学校では教えてくれなかったこと(夢は見るべきか?;嫌いな奴とコンビを組めるか? ほか)
第2章 ヒットの法則がわかりません(お金があれば幸せか?;経済活動にはキャラクター性がある? ほか)
第3章 日本人はアメリカ人よりも個性的(個性的であるべきか?;失恋の痛みに似たものは? ほか)
第4章 今日も猫背で考え中(漫才か?コントか?;無駄な時間は無駄なのか? ほか)
第5章 孤独が好きなわけじゃない(天才に憧れるか?;記憶に残る名場面は? ほか)

著者等紹介

太田光[オオタヒカリ]
1965年5月13日、埼玉県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科を中退後、1988年、大学の同級生の田中裕二と爆笑問題を結成。1993年度NHK新人演芸大賞、2006年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小説を最初に書いた人にありがとう

86
爆笑問題、好き嫌いがくっきりと分かれそうな漫才コンビ。嫌いと言う人の理由はきっと太田光が苦手なんだろう。この癖の塊、昔から好きだ。ベテランになった今でも漫才のネタを作り舞台に立ち続けているストイックさがかっこいい。芸人にプライドを持ち、周りの芸人のことが大好きな発言が多いところも人間臭くていい。そんな太田光の思いが詰まったエッセイはこれもまた好き嫌いがわかれるんだろうな。私は面白かった。ただ、小説は理解できそうになく未だ読めていない。2016/04/17

54
テレビで見る太田さんと同じ印象の面も全く覆された面もありました。本や映画、落語等色々なものを沢山読んだり見たりされていてその知識の深さにも驚きましたどのテーマについてもしっかりとした意見を持たれており、殊に仕事に対しては好きなことの延長と言いながらも視聴率を気にしたり観客のウケを気にしたりプロだと思います。ちょいちょい出てくる相方田中さんのエピソードは笑えます。田中さんも結構な変わり者みたいですが何だかんだ言って似合いの二人なのだなと思います。2018/01/11

Hammer.w

23
「しごとのはなし」読んでから面白かったので、買ってみたら改題、再編集したものでしたwでも何度でも読めますし、その日の姿勢につながる程です。爆笑問題カーボーイ読んでる感じです!オススメです♫2017/03/10

緋莢

16
バラエティ番組にも漫才にもプロ意識は低く。それよりも考えているのは、いかに飽きないかという事、同じ事務所の芸人がかかった病気で思った「無知死」という言葉、ミューズ=芸術の神が降りてきたと自ら言った立川談志の「芝浜」、それを見て思った事・・・仕事や人生、相方・田中裕二や小説についてなど、35のテーマについて、思いつくままに、いつもより少しだけまじめに考え語ったエッセイ。2017/06/11

makimakimasa

14
単行本『しごとのはなし』の文庫化改題。前に読んだ『三三七拍子』の様な静謐な文体を想像していたが、こちらは一人称「俺」の口語調で、(笑)や(苦笑)が頻出、内容もそんなに面白く感じなかった。ピュアと偽善の話や、日本とアメリカの演技力と言葉数への考察とか、リアリティある嘘を「事実から遠ざかったとしても、真実には近づける場合がある」とか、所々共感する点もあったが、全体的にそんなに深い事は言ってない様な。言ってたとしても、それに気付かないくらい話が飛んで、まとまりが無い。編集部のテーマの出し方がつまらないのかも。2021/04/26

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