講談社+α文庫<br> 絶望の国の幸福な若者たち

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講談社+α文庫
絶望の国の幸福な若者たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816120
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0136

出版社内容情報

「いまどきの若者像」はいつもズレている! メディアを席巻する若き論客が、徹底的に現場を取材して考え抜いた代表作、その決定版!SEALDsの台頭、下流老人の増加を予見し「日本の社会」の見方を塗り替えた衝撃作をあらたに大改訂した決定版!

解説・中森明夫「古市憲寿とは何者か?」
俳優・佐藤健との対談を収録

格差社会のもと、その「不幸」が報じられていた若者たち。
しかし、統計によれば8割の若者が現在の生活に「満足」している!
その指摘で若者論を一新した古市憲寿の代表作に、新たに約200の脚注を追加。
26歳の古市憲寿が描いた「若者」像を、30歳になった著者自身が「答え合わせ」。
さらに未来のために各章に追記を加えた、この国と「若者」のすべてがわかる決定版!

第1章 「若者」の誕生と終焉
「若者」って誰だろう?
若者論前夜
焼け野原からの若者論
「一億総中流」と「若者」の誕生
そして若者論は続く
#追記 それでも若者論は続く
第2章 ムラムラする若者たち
「内向き」な若者たち
社会貢献したい若者たち
ガラパゴスな若者たち
モノを買わない若者たち
「幸せ」な日本の若者たち
村々する若者たち
#追記 二〇一五年の「希望」と「絶望」
第3章 崩壊する「日本」?
ワールドカップ限定国家
ナショナリズムという魔法
「日本」なんていらない
#追記 「日本」はいつから始まったか?
第4章 「日本」のために立ち上がる若者たち
行楽日和に掲げる日の丸
お祭り気分のデモ
僕たちはいつ立ち上がるのか?
革命では変わらない「社会」
#追記 デモは日本を変えるのか?
第5章 東日本大震災と「想定内」の若者たち
ニホンブーム
反原発というお祭りの中で
災害ディストピア
#追記 東日本大震災は日本を変えたのか?
第6章 絶望の国の幸福な若者たち
絶望の国を生きるということ
なんとなく幸せな社会
僕たちはどこへ向かうのか?
佐藤健(二二歳、埼玉県)との対話
解説―古市憲寿とは何者か?中森明夫


古市 憲寿[フルイチ ノリトシ]
著・文・その他

内容説明

格差社会のもと、その「不幸」が報じられる若者たち。しかし、統計によれば8割の若者が現在の生活に「満足」している!その指摘で若者論を一新した古市憲寿の代表作に、新たに約200の脚注を追加。26歳の古市憲寿が描いた「若者」像を、30歳になった著者自身が「答え合わせ」。さらに未来のために各章に追記を加えた、この国と「若者」のすべてがわかる決定版!

目次

第1章 「若者」の誕生と終焉
第2章 ムラムラする若者たち
第3章 崩壊する「日本」?
第4章 「日本」のために立ち上がる若者たち
第5章 東日本大震災と「想定内」の若者たち
第6章 絶望の国の幸福な若者たち
補章 佐藤健(二二歳、埼玉県)との対話

著者等紹介

古市憲寿[フルイチノリトシ]
1985年東京都生まれ。東京大学大学院博士後期課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。株式会社ぽえち代表取締役。専攻は社会学。若者の生態を的確に描出した『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)で注目される。大学院で若年起業家についての研究を進めるかたわら、マーケティングやIT戦略立案、執筆活動、メディア出演など、精力的に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっくん

40
今では古市さんもテレビでお馴染みになってしまったが、特異なw発言ばかりが切り取られ、著書の中で見られるような意外にイィ感じな(ことを言う)人柄はお茶の間には届いていないのかも。まるで、ドラマや漫画に出てくるような、すらっとしていて、若くて、クレバーな研究者?(そしていい意味で変人)を体現したような古市さんはメディアでの需要があるのだろうけどw2015/12/26

Roko

34
外の世界を見ないでいると、日本の常識だけで生きて行けると思ってしまいます。それと同じように老人の常識だけで生きていると、若者の常識とどれほど違っているかに気が付きません。 なのに自分たちの尺度で「今時の若者は」というのは、とても危ういことだと思うのです。 「頑張ればなんとかなる」とか「努力は絶対に報われる」なんて勘違いを捨てて、それなりな幸せを見つけている若者たちの邪魔をしないようにすることこそが、老人の役割であると思うのですが、そう割り切れずにいる人たちが多くて困ります。2022/11/26

ichiro-k

32
以前、弊社に出入りしていた「マーケティング会社」の手口にそっくりで、(笑)途中から読書欲が急激に減退。 まずは筆者の結論ありき、それを屁理屈とお手盛りのリサーチや都合のいいデータで裏付け。 それじゃ、著者の「言ったモン勝ち」だろ? なんでもかんでも「社会問題」になっちまうじゃないのか? そもそも社会学っていうのは、学問として体系的に成立しているのか? 2015/11/11

ちえ

30
2011年単行本出版、4年後の2015年の文庫化。元々、本文の下に脚注が付いているスタイルに、さらに文庫版脚注が★印で追加されている。このスタイルはとても読みやすい。(字が小さくて私の年代には目が疲れるということも事実だけど)★で4年間の社会の変化や作者の当時の自分への突っ込みや心境の変化が書かれていてなかなか楽しい。第1章の若者論の変遷から面白い。なかなか読み終わらないが『異人論』を読んでいることもあり(若者って「異人」だったのね!)と、成程だった。(続く⇓2018/12/15

うめ

27
皮肉がたっぷりと効いていて楽しめる。とにもかくにも、誰かを、何かを賢しげに分類し、訳知り顔で批判する人が一番かつえていて端から見れば見苦しいもの。少子高齢化が進むのも致し方ないですよね。産める世代を会社が安月給のコマ扱いで使い捨てにして、おまけに妊婦や幼児に優しくない世界で、やれ子を産んで育てて”私たちの世代を支えてよ”なんて言われても・・・ねえ。こっちは自分のゆるい幸せを守だけで精一杯ですよ。近頃の若者は、なんて口にする残念な世代にならないように常にアンテナを張って勉強しなきゃなと思いましたよ。2017/05/19

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