出版社内容情報
商品ではない、感動を売れ。60年間、驚異的成長・高収益を続ける化粧品会社を率いる三代目社長が、その成功の方程式を語り尽くす! 物が売れない時代に、60年にわたって驚異的な成長を続ける会社があります。高級化粧品メーカー「アルビオン」です。
「感動が顧客を呼び、お店を本気にし、社員を熱くする」という小林章一社長は、自ら街頭に出て、取引先のお店にお客を呼ぶためにビラを配り続けています。女性たちに支持される圧倒的な競争力を持つスキンケア商品の開発の陰で、人と人との関係性の中で「商品の前に人を売る」という彼の経営スタイル、マネジメント、人材育成の手法は、悩める管理職・経営者にとって示唆に富むことばかり。500人を超えるトップインタビューを続ける経済ジャーナリスト大塚英樹氏が、その真髄に迫ります。
働くことに情熱を燃やすことができないビジネスマン、「部下のやる気がない」と嘆く管理職、「社員が使えない」とぼやく社長たちの心を揺さぶり、そうした人々みずからが、他人のせいではなく、すべては自分に原因があると、行動したくなる、心に火がつく、そんな熱きメッセージが満載の一冊。
第一章 なぜアルビオンは成長し続けるのか
第二章 保守したくば改革せよ
第三章 ブランドづくりを支えるベンチャースピリット
第四章 人間経営学
第五章 小林章一という人間の育てられ方
第六章 アルビオンの未来
大塚 英樹[オオツカ ヒデキ]
著・文・その他
内容説明
先進ナノ技術を用いた美容液「エクラフチュール」、ダマスクローズウォーター使用「エクストラクトローズドリンク」が大ヒット!「いままでなかった」画期的な高付加価値の商品とサービスを提供し、ものが売れない時代に高級化粧品分野で躍進を続けるアルビオン。過去を否定し、新しい価値を創造し続ける独創的な経営の秘密は、社長・小林章一の「感動マネジメント」にあった。知られざるその実像に迫る、すべてのビジネスマン必読の一冊!
目次
第1章 なぜアルビオンは成長し続けるのか(誰も手がけなかったことに挑戦する;低価格とは、値段以外の付加価値がないこと ほか)
第2章 営業利益率一三%超を生み出す「奇跡の経営」(店舗・アイテム半減、返品引き取りの衝撃;「機能不全の拡大主義」を捨てる勇気 ほか)
第3章 商売の原点、商売の創造(ブランド万能の時代は終わった;広告なしでも飛ぶように売れる理由 ほか)
第4章 商品を売る前に人を売れ(貢献する社員にカネを使え!;営業は「人を売る」こと ほか)
第5章 未来は自分がつくるもの(高級品市場で圧倒的な存在になる;「感動ビジネス」を世界へ ほか)
著者等紹介
大塚英樹[オオツカヒデキ]
1950年、兵庫県に生まれる。テレビディレクター、ニューヨークの雑誌スタッフライターを経て、1983年に独立してフリーランサーとなる。以来、新聞、週刊・月刊各誌で精力的に執筆活動を行い、数々のスクープ・インタビューをものにする。現在は、国際経済を中心に、政治・社会問題などの分野で幅広く活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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