講談社+α文庫<br> 質素な性格

電子版価格
¥638
  • 電子版あり

講談社+α文庫
質素な性格

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 160p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062815567
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

映画、ドラマでなくてはならない吉行和子さんの日々とは? 家電好き、掃除好き、でも面倒なものは嫌い! 不思議で楽しいエッセイ集映画、ドラマでなくてはならない女優・吉行和子さんの日々とは?
家電好き、掃除好き、でも面倒なものは嫌い! 不思議で楽しいエッセイ集。

※本書は2011年6月に小社より刊行された単行本『質素な性格 欲は小さく野菊のごとく』を加筆、修正して文庫化したものです。

 吉行家で暮らすこものたち
日々の暮らし
 掃除派です
 掃除の友
 ゴミ袋の重さ分、部屋が軽くなる
 秘密のノート
 朝の日課
 石頭の食事
 三人の姫
 二代め電子レンジ
 良い友人
 引っ越し好き
 洗濯あれこれ
 おしゃれ
 お風呂
 基礎化粧品
旅と俳句
 旅は元気の素
 友人との旅
 三人旅
 母と旅する
 芝居の旅
 国内の、芝居の旅
 俳句
日々の暮らしは続く
 掃除派、その後
 ぬか床になりました
 思わぬ展開
 ほんものの救急車
 旅がリハビリ
 最後の舞台
あとがき


吉行 和子[ヨシユキ カズコ]
著・文・その他

内容説明

「私は掃除派です!」と宣言するのは、映画、ドラマでなくてはならない女優・吉行和子さん。若い頃からの引っ越し癖、家電好き、愛用の掃除道具を披露します。さらに、2013年の骨折事件、リハビリ生活、杖を頼りにしながらの撮影など、吉川行子の世界をユーモアたっぷりに描き出す、日常生活を楽しむエッセイ集!

目次

日々の暮らし(掃除派です;掃除の友;ゴミ袋の重さ分、部屋が軽くなる ほか)
旅と俳句(旅は元気の素;友人との旅;三人旅 ほか)
日々の暮らしは続く(掃除派、その後;ぬか床になりました;思わぬ展開 ほか)

著者等紹介

吉行和子[ヨシユキカズコ]
東京都に生まれる。女優。女子学院高校在学中に劇団民藝付属水品演劇研究所に入所。1956(昭和31)年、『アンネの日記』で主演デビューを飾る。日本アカデミー賞優秀主演女優賞、毎日映画コンクール田中絹代賞、紀伊國屋演劇賞個人賞など、数々の賞を受賞する。1984(昭和59)年、『どこまで演れば気がすむの』(潮出版社)で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

53
女優さんというとイメージするのがゴージャスなブランド物だったり、派手な交友関係だったり。でも、吉行さんは自ら「質素な性格」だという。掃除大好き、料理は嫌いで食べることに興味なし。家では牛乳とチーズだけを食べ続けて病気になったり。自分の芯があり、世間の人たちが欲しがるものより自分が好きなもの、好きな仕事に打ち込むことが大事な人なのだと思う。2016/04/28

りえこ

25
吉行さんの文章が好きなので、図書館で借りて読みました。挿し絵も可愛くて、内容も素敵で面白かったです。2014/11/04

20
TVで拝見している、あのまんまの吉行さんという感じで素敵な人だなと思いました。飾らないし、新しいものを買っての成功談、失敗談、自分が完璧ではない部分もあっさりと書かれていて自然体な方だと思います。2016/03/20

ともとも

17
女優として、人生としての苦労は余り見られず、 自分の人生を自分のペースで楽しんでいるということが エッセイから感じとることが出来、テレビでは見られない 一面を見たかのような感じ、そして読んでいる自分もとても 楽しくなってしまいました。 素敵なイラストや、旅や演劇のお写真を要所要所に入れつつも ユーモアに富み、いきいきと朗らかな感じさせられるそんな1冊でした。2015/03/01

アコ

16
Kindle Unlimited:2016年に単行本読了→再読。単行本にない3年後の加筆30ページあり。「日々の暮らし」「旅と俳句」の2章構成/長く第一線で活躍されている女優とは思えない飾り気がなさ、潔くてサッパリした性格が伝わる。あとがきで口述記と知ったけど、江戸っ子らしさと上品さが融合する吉行さんの口調で自然と脳内再生してたなぁ。/現在86歳。母あぐりさん(享年107歳)ほどとは言わないけど元気にお過ごしいただきたいなと思う。2022/05/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8064119
  • ご注意事項