講談社+α文庫<br> エンデの遺言―根源からお金を問うこと

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講談社+α文庫
エンデの遺言―根源からお金を問うこと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062814195
  • NDC分類 337
  • Cコード C0195

出版社内容情報



河邑 厚徳[カワムラ アツノリ]
著・文・その他

グループ現代[グループゲンダイ]
著・文・その他

内容説明

『モモ』『はてしない物語』などで知られるファンタジー作家ミヒャエル・エンデが日本人への遺言として残した一本のテープ。これをもとに制作されたドキュメンタリー番組(1999年放送/NHK)から生まれたベストセラー書籍がついに文庫化。忘れられた思想家シルビオ・ゲゼルによる「老化するお金」「時とともに減価するお金」など、現代のお金の常識を破る考え方や、欧米に広がる地域通貨の試みの数々をレポートする。

目次

プロローグ 「エンデの遺言」その深い衝撃
第1章 エンデが考えてきたこと
第2章 エンデの蔵書から見た思索のあと
第3章 忘れられた思想家シルビオ・ゲゼル―老化するお金の理論とその実践の歩み
第4章 貨幣の未来が始まった
第5章 お金の常識を疑う
エピローグ 日本でも「お金」を問い直す気運高まる

著者等紹介

河邑厚徳[カワムラアツノリ]
1948年生まれ。映像ジャーナリスト。女子美術大学教授。71年、東京大学法学部卒業後、NHK入局。主に文化教養番組で芸術、歴史、宗教関係のドキュメンタリー担当。数々のドキュメンタリー番組を手がけ、内外の受賞多数。映画の脚本監督、プロデューサーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

95
佐藤航陽さん著の「お金2.0」のネタ元のような本。モノで例えると「〇〇さん、醤油貸してくれへん?代わりに親戚からみかんたくさんもらったからあげる」。サービスで例えると「お父さん・お母さんいつもありがとう。お誕生日に肩たたき券をあげる」。お金は所詮交換の手段にすぎないから物体や行為にこそ価値があると言う考え方。仮想通貨界隈の人は気づくと思うが、ブロックチェーン技術を使うとモノの交換やサービスの交換がスムーズに行える可能性がある。価値観の近いもの同士であれば独自の経済圏が成立させられることの事例集だと思う。2018/03/08

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

47
お金の正体が分かります。マイナス利子のお金のシステムが経済や社会、自然についての新しい価値観を生むのだということも。さて、これからお金とどう付き合って生きていこうか。ー非良心的な行動が褒美を受け、良心的に行動すると経済的に破滅するのが今の経済システムである。ー時間とともに価値が下がっていく地域通貨の導入で、お金の循環を促進させる。2017/04/21

さきん

41
エンデがモモを書くにあたってイメージしていたもの。時間が経つに従って価値が落ちていく通貨。自然のものと同じで貯蔵する穀物がだんだん劣化していくのと同じく、お金の価値も落としていくので長い間退蔵する意味が無くなり使わざるを得なくなる。国単位でやればマイナス金利やインフレ政策になるが、政府が何もしなければ地域通貨でスタンプ貨幣、消滅貨幣をやらざるを得ないなと感じた。そしてこれは国家の大権に反抗する動きとなって大変リスキーになる。ゲゼル、イサカアワー、交換リングと様々な事例も紹介している。読む価値大なり。2018/04/15

NICKNAME

38
まず一言、中身の見た目からしてもとても難しい本である。要はお金自体と金利というものについて語られている。書かれたのは2000年頃ということでリーマン、仮想通貨、マイナス金利等が起こる前である。先日読んだ山口揚平氏の投資についての本の中でこの本が言及されていて読んだのだが、確かにこれを読んでみて貯蓄金利がほとんどゼロという今、キャッシュでお金を貯めこんでおくことに対する疑問を改めて感じた。やはり消費や企業に投資するなどお金は活かして循環さなくてはいけないものだと思った。2020/05/24

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

33
新型コロナ対策の影響で家に篭りがちな今、お金の本質についてゆっくり熟考する機会を持てます。 めっちゃおすすめです。2020/04/18

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