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講談社+α文庫
絵が教えてくれたこと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 172p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062813563
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0171

内容説明

岩絵の具で描かれた日本画を見て衝撃を受けた少年時代、都会のビル街を夢中で描き、ニューヨークの美術館で本物の存在感に圧倒された画学生時代、そして、「フラットウォーター」「ウォーターフォール」という記念碑的作品群を描くきっかけになった神秘的な出会いの数々…。人類普遍の美、真理を追究する日本画家、千住博が、自らの作品に込めた思いと思い出を綴った、自作解説・画文集。

目次

原点―ビルシリーズ『風蝕の街』『夜景』『月映』『黄昏の街』
閃光―楽園シリーズ『湖畔』『南方』『ジ・エンド・オブ・ザ・ドリーム』
啓示『フラットウォーター』
真理『星のふる夜に』
邂逅『滝の茶室』
浄火『滝の花器』
覚醒『瀑布』
光臨『ウォーターフォール』ヴェネツィア・ビエンナーレ
連環『無名抄』シリーズ
蒼天『タイドウォーター』〔ほか〕

著者等紹介

千住博[センジュヒロシ]
1958年、東京都に生まれる。東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。同大学院博士課程修了。卒業とともに、日本国内はもとより、海外の美術館、画廊で個展、展覧会が開かれ、作品発表を始める。1994年第七回MOA美術館岡田茂吉賞絵画部門優秀賞(2002年には同賞大賞)、1995年第46回ヴェネツィア・ビエンナーレ絵画部門優秀賞、2000年河北倫明賞を受賞。国内外の有名美術館、画廊での作品発表のほか、日本画家として世界規模の幅広い活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ken

0
日本画家である著者の千住氏を知ったのはテレビのCMや雑誌の記事だったと思う。羽田空港に作品が展示されていて興味深く見た記憶がある。読み始めて「まさか?」と考えていたら文中に出てきてびっくりしたのが、姉がヴァイオリニストの千住真理子氏、弟が作曲家の千住明氏であるということ。内容は、著者の代表作をいくつか取り上げて、それぞれの作品の制作に至る過程や作品への思いが語られたもの。芸術は難しいとか、どんな風に見たらいいのか分からない、などと言われることが多いが、著者のメッセージで少し芸術鑑賞が身近になる気がする。2012/03/29

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