出版社内容情報
大学数学の必須科目「微分積分」について高校の復習から大学生を悩ませるε-δ論法まで懇切丁寧に解説します。図とグラフを多用し、式の意味を理解しながら、また豊富なパターンの問題で実際に計算しながら、読み進めていくことがで
内容説明
本質を突いた講義と豊富な問題演習(別冊付き)で単位が取れる!繰り返し解いて定着!掲載問題をPDFにて配布。
目次
第1章 まずは高校の復習から
第2章 1変数の微分
第3章 1変数の積分
第4章 極限
第5章 2変数関数の微分
第6章 2変数関数の積分
第7章 ε‐δ論法に挑戦
著者等紹介
石井俊全[イシイトシアキ]
1965年東京生まれ。東京大学建築学科卒、東京工業大学数学科修士課程卒。「大人のための数学教室 和」講師。書籍編集の傍ら、中学受験算数、大学受験数学、数検受験数学から、多変量解析のための線形代数、アクチュアリー数学・確率・統計、金融工学(ブラックショールズの公式)に至るまで、幅広い分野を算数・数学が苦手な人に向けて講義している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも@生涯学生
1
大学レベルの数学を自習するために、まずは肩慣らしに負担の少ないものをということで手に取りました。 大学数学で重要視される厳密性をとりあえず棚に上げて、可能な範囲でわかりやすく噛み砕いています。ホンモノの数学者からは怒られてしまうかもしれませんが、大学レベルの微積分を使って計算する練習としてはいいと思います。 理工系の学生さんで数学に行き詰まってにっちもさっちも行かないと言う人も最終手段としてせめて計算方法だけでも…という目的でならこういう本があってもいいのではないでしょうか?2021/04/29
こずえ
1
線形のほうでも書いたが、1冊でマスターできるかってのは割と微妙。(数学的厳密さにかけるため) ただ、文系で統計学の勉強をすることになった人には線形とあわせてこれ2冊で十分だと思う
葉
1
本の構成が大学入試で使っていたチャート式に似ている。極限の説明から自然対数、逆関数、合成関数の微分などの順で進んでいるため、数学を毛嫌いする人にとっては読むことをおすすめしない。数学に興味がある人にとっては、非常にわかりやすい図が載っており、復習に使うのは面白いのではないかと思う。4章終わりにはマクローリン展開があり、個人的に良い練習になった。ε−δ論法とε−N論法が最後の方にあり、以前買った本を読み終わったら購入しようと思う。微積のテキストを1冊ほしかったのでちょうどよかった。2014/10/27
じゅう
0
学生さん向け。微分積分の様々な問題を解くためのテクニック集。ゆっくり勉強するのが望ましいですが、いざとなったら(試験直前になったら)丸暗記してもよいように記述されています。2016/01/13