内容説明
愛知県豊橋市に本社をおくプラスティック製小型精密部品メーカー、樹研工業。資本金4400万円。従業員はパートさんを入れても98人。科学技術立国ニッポンをリードする「小企業」は、世界最小、100万分の1グラムの歯車を作ってギネスにも掲載されました。世界的権威の教授に大学院出と間違えられた中学卒の工場長。外国人といつの間にやら英語で交渉していた元ツッパリの女子社員…。人に育てられ、人を育てるカリスマ社長の、時代の先ゆく会社成長物語。
目次
第1章 目指したのは「世界一の極限」
第2章 出勤簿から契約書まで「書類ゼロ」
第3章 街と人に育てられ、豊橋発「世界」行き
第4章 なぜ英才集団の銀行がダメになったのか
第5章 企業の競争相手は同業者ではない
第6章 企業家としてもっとも重要視していること
第7章 たかが小企業されど小企業
著者等紹介
松浦元男[マツウラモトオ]
1935年、名古屋市に生まれる。国民学校で松江に疎開。地元の高校を中退後、名古屋に出て仕事を転々とする。豊橋の高校に復学。アルバイト先の社長の援助で、愛知大学法経学部に進学。バンドマンをして稼ぎながら大学を卒業し、5年間のモーレツ社員時代を経て、1965年に樹研工業を設立。ユニークな経営とアイデアで、極小精密部品では国内トップメーカーに育て上げる。世界最小にして、まだ使い道がない100万分の1グラムの歯車を製造し、業界を驚嘆させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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