内容説明
メコン上流の村で出合ったのは千利休も愛した15世紀の壷。インドで知り合った男に案内されたマハラジャの城には、李朝前期16世紀の白磁の大壷が!「災難は向こうから逃げてくれる、幸福は蹴つまずくほどやってくる」をモットーに、ゲリラ地帯をくぐり抜け、崖にかかった丸太の橋を渡り、携帯ミサイルを横目で見ながら、手に汗握る駆け引きの末に掴んだ世紀のお宝の数々。サラリーマンから転職した骨董ハンターがアジアを駆けめぐる、痛快冒険記の好評第2弾、ついに登場。
目次
マハラジャの宝―インド・ボンベイ
トボケの爺―ネパール・カトマンズ
カトマンズの迷路―ネパール・カトマンズ
コックローチのジョーさん―スリランカ・コロンボ
セイロンの古九谷―スリランカ・コロンボ
金貨と老人―タイ・東部、カンボジア国境
贋物つくり―タイ・北部
スルの大砲、誰の物?―フィリピン・スル諸島
不思議パウダーアイランド―インドネシア・サンギヘ島
浄土の光と芥子の花―ミャンマー・東部、タイ国境付近
仏の発掘―パキスタン・北部
頭上の蠅―パキスタン・カラチ
乳香とスーク―イエメン・サナア
マーリブの花と宮殿の石―イエメン・マーリブ
著者等紹介
島津法樹[シマズノリキ]
1944年、兵庫県姫路市に生まれる。日本楽器製造(現ヤマハ)株式会社に勤務当時から東南アジアの陶磁器に興味を持ち、1984年、退職・独立して大阪市内で古美術店を開業。東南アジアをはじめ、中国・韓国にて古陶磁の収集・研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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