講談社+α文庫<br> 秘境アジア骨董仕入れ旅―お宝ハンター命がけの「黄金郷」冒険記

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講談社+α文庫
秘境アジア骨董仕入れ旅―お宝ハンター命がけの「黄金郷」冒険記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062812245
  • NDC分類 756.8
  • Cコード C0195

内容説明

メコン上流の村で出合ったのは千利休も愛した15世紀の壷。インドで知り合った男に案内されたマハラジャの城には、李朝前期16世紀の白磁の大壷が!「災難は向こうから逃げてくれる、幸福は蹴つまずくほどやってくる」をモットーに、ゲリラ地帯をくぐり抜け、崖にかかった丸太の橋を渡り、携帯ミサイルを横目で見ながら、手に汗握る駆け引きの末に掴んだ世紀のお宝の数々。サラリーマンから転職した骨董ハンターがアジアを駆けめぐる、痛快冒険記の好評第2弾、ついに登場。

目次

マハラジャの宝―インド・ボンベイ
トボケの爺―ネパール・カトマンズ
カトマンズの迷路―ネパール・カトマンズ
コックローチのジョーさん―スリランカ・コロンボ
セイロンの古九谷―スリランカ・コロンボ
金貨と老人―タイ・東部、カンボジア国境
贋物つくり―タイ・北部
スルの大砲、誰の物?―フィリピン・スル諸島
不思議パウダーアイランド―インドネシア・サンギヘ島
浄土の光と芥子の花―ミャンマー・東部、タイ国境付近
仏の発掘―パキスタン・北部
頭上の蠅―パキスタン・カラチ
乳香とスーク―イエメン・サナア
マーリブの花と宮殿の石―イエメン・マーリブ

著者等紹介

島津法樹[シマズノリキ]
1944年、兵庫県姫路市に生まれる。日本楽器製造(現ヤマハ)株式会社に勤務当時から東南アジアの陶磁器に興味を持ち、1984年、退職・独立して大阪市内で古美術店を開業。東南アジアをはじめ、中国・韓国にて古陶磁の収集・研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃーびん

8
再読。 前作、魔境アジアお宝探索記に比べ1編が長くなった分スピード感はないが、丁寧に語られておりやはりこれも面白い。前作に比べて渡航先も広くなっており、いろんな国のいろんなキャラが出てきてとても興味深い。骨董お宝本ではあるけれど、とても面白い旅本だと思います。 ★★★★★2025/01/20

エチゴヤ

2
古き良き(?)アジアの仕入れ旅。どのエリアの仕入れも印象に残るごつい話だったなあ…。「今」はどうなっているのだろう。もしも今も骨董の仕事をされているのなら、今の話も読んで見たい。面白い話はあまり転がっていないのかもしれないけど。2013/04/19

ちゃーびん

1
★★★★★

haRineZumi

1
脱サラして骨董商になった著者が、高価な骨董品を求めて、アジアの国々を旅するお話です。1つの骨董品を通して、その国の文化、歴史、国民性といったものが透けてくるのが興味深く、一癖も二癖もある骨董商たちとの駆け引きを通して、時には紛争地域にまで足を運ぶ姿は、まさに「命がけ」という言葉がぴったり。収録された15のエピソードの中では、ネパール・カトマンズを舞台にした「トボケの爺」がお気に入り。サルがいい味出してます(笑)。なんとも痛快な気分にさせてくれるノンフィクションでした。2020/07/18

syokichi

1
零落寸前のマハラジャの未亡人や露天商兼追剥ぎ、紛争地帯で武器や骨董を拾い集める男などといった一癖も二癖もある連中相手に交渉を行い骨董を仕入れてくる筆者もまた食えない人物。(日本で生きている僕らが想像するような)平穏に生きている人など殆ど登場しない。とかくエネルギッシュな話が続く(というかそれしかない)ので一気に読むと疲れるかも。2019/08/01

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