内容説明
妻として母として嫁として、そして人として、どう生きたらいいかわからない。そんなふうに道に迷ったときには、31文字に込められた美智子さまの愛と癒しの宝石箱がある。愛し思いやる心、家族と過ごす素朴な喜び、ささやかな出来事に感謝する気持ち…そこから本当に大切なことが見えてくる。天皇家に嫁いで50年、幾多の困難を乗り越え、折にふれて紡がれた珠玉の御歌から、人間・美智子さまの澄みきった魂の祈りが心に響く。
目次
第1章 命をかけて日本一の旧家に嫁ぐ
第2章 母なる愛と喜び
第3章 心に生きつづける愛しい人々
第4章 世紀の恋歌
第5章 平和と鎮魂、戦争犠牲者を忘れない
第6章 疎開、幼き戦争体験
第7章 天皇家の祈り
第8章 慈しみは海を越え、国際親善
著者等紹介
渡辺みどり[ワタナベミドリ]
東京都に生まれる。早稲田大学を卒業後、日本テレビ放送網に入局。1980年、ドキュメント番組「がんばれ太・平・洋 三つ子+五年の成長記録」を制作し、日本民間放送連盟賞テレビ社会部門最優秀賞を受賞する。数々の皇室特番も手がけ、報道局エグゼクティブ・プロデューサーとして活躍。文化女子大学客員教授。ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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