内容説明
「京都の人づきあい」、それは長い歴史の中で自然に培われてきた生きる知恵。常に相手を立てて、ときには嘘をついたり、とぼけたり。京都流の“ものの言い方”の根っこを知れば、八方丸く収めながら、じょうずに自分の意思を伝えているのがわかるはず。まわりも自分も笑顔でいられるのは、「おおきに」という感謝の気持ちの賜物。半世紀の京都暮らしから届ける、風通しのいいおつきあいの知恵袋。
目次
第1章 私らなにも嫌なことあらへん―いつも笑顔で相手を立てる(八方美人でええやないか;無難が人を喜ばせる ほか)
第2章 恥かかしたらあきまへん―「嘘も方便」ほどよい距離を保つ(恥かかしたらあきまへん;しきたりは相手の世界を尊重すること ほか)
第3章 おおきに―京女流・家族とうまくいくつきあい方(小言とお願いではエライ違い;夫かて男や ほか)
第4章 よう知らんけど―角のたたないご近所・知人とのつきあい方(勘ぐられる前に先手を打つ;とぼけておきたい井戸端会議 ほか)
第5章 お茶漬けでもどうです―すべては気配りと思いやり(「茶漬けでも…」は大人の気配り;見かけはあんたの名刺や ほか)
著者等紹介
市田ひろみ[イチダヒロミ]
大阪府に生まれる。服飾評論家、エッセイスト。重役秘書としてのOLをスタートに女優、美容師などを経て、市田美容室代表取締役社長。大阪大谷大学短期大学部講師、日本和装師会会長を務めるほか、書家としても活躍。テレビCMの“お茶のおばさん”としても親しまれ、ACC全日本CMフェスティバル賞を受賞。2001年、厚生労働大臣より着付け技術において「卓越技能者表彰」を、2005年、経済産業大臣より「伝統的工芸品産業功労者表彰」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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