内容説明
「拉致」「イラク」「対中国・韓国」「国連」…総選挙では圧勝したかもしれないが、小泉総理、あなたの米国追従外交政策は、明らかに間違っている!キャリア官僚が、自分の首と引き替えにして、外務省の封印されたままの犯罪をすべて書き尽くした!今こそ、日本国民が自ら考えて、自分たちの手に正しい外交を取り戻すときである!―禁断のベストセラー、待望の文庫化。
目次
第1章 無視された意見具申
第2章 私はけっして小泉純一郎を許さない
第3章 外務官僚と政治家たちの恥ずべき行状
第4章 封印された外務省の犯罪
第5章 恐るべき外務官僚の世界
第6章 こんな外務省はいらない
第7章 さらば外務省
著者等紹介
天木直人[アマキナオト]
1947年、山口県に生まれる。1969年、京都大学法学部中退後、上級職として外務省入省。中近東アフリカ局アフリカ第二課長、内閣安全保障室審議官、在マレーシア日本国大使館公使、在オーストラリア日本国大使館公使、在カナダ日本国大使館公使、アメリカ在デトロイト日本国総領事などを経て、2001年2月~2003年8月、駐レバノン日本国特命全権大使。2003年8月末、外務省を実質的な解雇処分となり、その後、評論・執筆活動を続ける。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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lalitabonita
1
★★★☆☆ 外務省の告発本。多数出版されている同種類の本との明らかな違いは、筆者が1外務省員ではなく、大使経験者であるということだと思う。一つ一つの話が詳細に記載され、信憑性がある。2012/10/05
まさきち
1
あまり読まれてないんですねえ.残念.基本,元官僚の恨み節であるから,話半分にきいたとしても噴飯モノ.全部事実なら,切腹申し付けたいね.自民が外交上手とかいう自民信者は,これらの事実にどう反論するんだろうか.ちょいちょい感情的になって,論理破綻している節はあれども,もっと読まれていい気もする.さて,鵜呑みにしないために,別の本探そうかな.2010/12/08
まふ
0
元来興味のない分野であったが、Sさんが読めというので読んだ。面白くなかった。小泉が最低の首相であること、外務省が最低の官庁であること、国民が最低の国民であることを伝えたいらしかったが、そのとおりであるわけだから、これ以上の感慨は浮かばない。エリート大使を辞めて外務省に反抗したという背景があるため、どこか私怨のようなものが出てくるのがつらい。共産党でもないし、社会党でもない。民主党でもない。要するに反自民であるのだが、それだけに現実問題が難しくなる。2003/11/23
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