出版社内容情報
アンコール朝を中心に辿る東南アジア二千年 インドと中国にはさまれ、両文明の影響下に歴史を刻んだタイ、インドシナ半島、ジャワなどの東南アジア。アンコール朝の盛衰を核に多文明世界の本質を探究する。
序章 「東南アジア」を再発見する
第1章 東南アジア史の形成と展開
第2章 アンコール王朝発見史物語
第3章 アンコール王朝の宇宙観と都市計画
第4章 碑文史料が綴る王朝の政治と社会
第5章 アンコール時代の「罪と罰」
第6章 経済活動と生活
第7章 アンコール時代の精神価値体系
第8章 アンコール美術とその思想
第9章 東南アジア史から見たアンコール王朝史
第10章 キリスト教ヨーロッパとの出会い
第11章 祇園精舎としてのアンコール・ワット
第12章 東南アジアからのメッセージ
石澤 良昭[イシザワ ヨシアキ]
著・文・その他
内容説明
インドと中国にはさまれた東南アジアは、双方の影響を受けながら多彩な歴史を刻んできた。自然に恵まれた多言語、多宗教世界の軌跡を、アンコール・ワット研究に半生を捧げた著者が探究。仏教やヒンドゥー教の宇宙観にもとづく寺院や王宮の建設と王朝興亡の真相を新史料により解明する。
目次
「東南アジア」を再発見する
東南アジア史の形成と展開
アンコール王朝発見史物語
アンコール王朝の宇宙観と都市計画
碑文史料が綴る王朝の政治と社会
アンコール時代の「罪と罰」
経済活動と生活
アンコール時代の精神価値体系
アンコール美術とその思想
東南アジア史から見たアンコール王朝史
キリスト教ヨーロッパとの出会い
祇園精舎としてのアンコール・ワット
著者等紹介
石澤良昭[イシザワヨシアキ]
1937年、北海道生まれ。上智大学外国語学部卒業。文学博士。専攻は東南アジア史、とくにカンボジア碑刻学。鹿児島大学教授、上智大学教授を経て上智大学学長。上智大学アジア人材養成研究センター所長。上智大学アンコール遺跡国際調査団団長。2001年にアンコール遺跡から274体の仏像を発掘、大発見となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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