東南アジア多文明世界の発見

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062807111
  • NDC分類 209
  • Cコード C0322

出版社内容情報

アンコール朝を中心に辿る東南アジア二千年 インドと中国にはさまれ、両文明の影響下に歴史を刻んだタイ、インドシナ半島、ジャワなどの東南アジア。アンコール朝の盛衰を核に多文明世界の本質を探究する。

序章 「東南アジア」を再発見する
第1章 東南アジア史の形成と展開
第2章 アンコール王朝発見史物語
第3章 アンコール王朝の宇宙観と都市計画
第4章 碑文史料が綴る王朝の政治と社会
第5章 アンコール時代の「罪と罰」
第6章 経済活動と生活
第7章 アンコール時代の精神価値体系
第8章 アンコール美術とその思想
第9章 東南アジア史から見たアンコール王朝史
第10章 キリスト教ヨーロッパとの出会い
第11章 祇園精舎としてのアンコール・ワット
第12章 東南アジアからのメッセージ


石澤 良昭[イシザワ ヨシアキ]
著・文・その他

内容説明

インドと中国にはさまれた東南アジアは、双方の影響を受けながら多彩な歴史を刻んできた。自然に恵まれた多言語、多宗教世界の軌跡を、アンコール・ワット研究に半生を捧げた著者が探究。仏教やヒンドゥー教の宇宙観にもとづく寺院や王宮の建設と王朝興亡の真相を新史料により解明する。

目次

「東南アジア」を再発見する
東南アジア史の形成と展開
アンコール王朝発見史物語
アンコール王朝の宇宙観と都市計画
碑文史料が綴る王朝の政治と社会
アンコール時代の「罪と罰」
経済活動と生活
アンコール時代の精神価値体系
アンコール美術とその思想
東南アジア史から見たアンコール王朝史
キリスト教ヨーロッパとの出会い
祇園精舎としてのアンコール・ワット

著者等紹介

石澤良昭[イシザワヨシアキ]
1937年、北海道生まれ。上智大学外国語学部卒業。文学博士。専攻は東南アジア史、とくにカンボジア碑刻学。鹿児島大学教授、上智大学教授を経て上智大学学長。上智大学アジア人材養成研究センター所長。上智大学アンコール遺跡国際調査団団長。2001年にアンコール遺跡から274体の仏像を発掘、大発見となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

20
中身はカンボジアのアンコール朝がメイン。アンコール・ワットに代表されるような巨大寺院を多数建立しながらも、王権は非常に不安定であり、1代限りの王が大半なことに驚く。またローカルな精霊信仰に、インドから伝来したヒンドゥー教と仏教が混交した独特な宗教世界の紹介も面白い。著者自身が発掘に携わった200体以上の「廃仏」から、王朝衰退の理由を考察する部分は、長年フィールドワークを続けてきた研究者ならではの説得力がある。ただ正直この書名は詐欺に近いし(他の王朝はほとんど触れず)、著者の主張も強めなので、癖はあるかな。2022/05/31

羊山羊

16
日本でも労働者として、また新興国の地域としてその存在感を増しつつある東南アジア。その東南アジアの興亡史を書いた1用。私は、ベトナム人の同僚が増えてきたので、その彼らの価値観を知る一助となればと思い、手に取った。読んでいて思うのが、ベトナムという国の案外な安定ぶり、アンコールワットの東南アジアの重要性、東南アジアの想像以上の乱世ぶり、東南アジアが交易地域として発展してきた、その地方としての重要性だ。→2025/02/19

デューク

2
講談社の創業100周年記念出版として発行された、全21巻の人類の歴史。第11巻は、アンコール朝を中心とする東南アジアの中世史。 東南アジアの歴史は、今まで忘れられてきた歴史といっても過言ではない。それはこの地域が中国とインドという二大強国に挟まれており、強烈な自己主張をしてこなかったことにも起因する。だが近年の研究により、地の利を活かした交易、卓越した灌漑技術による農業生産性の高さ、それらのもたらした富に由来する豊かな文化、といったものが「発見」されてきた。テーマ選定の妙がさえる一冊。おすすめ2018/03/06

さとうしん

2
Nスペ『アジア巨大遺跡』を見て興味が出てきたので、種本のひとつと思しき本書を読む。番組では食料に恵まれ、宗教的に徳の深い王が治める地上の楽園のように描かれていたアンコール王朝だが、実際は王位の世襲が確立されていないので、王の代替わりごとに政争がおこり、血縁の力に頼れない新王は都城・王宮・寺院の建造によって王としての徳を演出し、うっかりライバルの新王候補を支援してしまった世襲の王師がその職権を取り上げられるという状況だった模様。その他アンコール・ワットを見た江戸初期の日本人森本右近太夫の話題もあり。2015/11/01

ELW

1
看板に偽りありで、アンコール王朝99%。大御所が著者だから仕方ない。「カンボジア」、「カンプチア」の話はなし。貝葉による記録は王朝の安定継続に依存するというのは興味かった。あと、大風子油も。廃仏もあれば大乗仏教への転換もあり、なぜかスリランカからの影響を受け直して上座仏教に落ち着くのが不思議。東南アジアという呼び名の語源については、確か、ASEANのページでは、ドイ ツかどっかの地図作成者が初出と書いてあったのを見た気がする。2019/05/04

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