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内容説明
“白夜行”“冬華”“晩鐘”ほか北欧4ヵ国とドイツ、オーストリアを描いた代表作と、リトグラフィ装画本『北欧紀行古き町にて』「白い馬の見える風景」連作など全123点を収録。
著者等紹介
東山魁夷[ヒガシヤマカイイ]
1908年、神奈川県横浜市に生まれる。東京美術学校(現、東京藝術大学)日本画科、同研究科卒業。結城素明に師事。ドイツに留学して、西洋美術史を学ぶ傍ら、各国の名画を見て歩く。戦中・戦後、父母、兄弟を相次いで亡くし、応召、終戦の失意の中、1947年、第三回日展に発表した“残照”が特選、政府買い上げとなり、これをきっかけに、風景画家としての道を歩み始める。以後、精力的に日本国内、そして北欧・ヨーロッパ、中国各地への取材旅行を重ね、日展を中心に作品を発表、戦後の絵画史に数多くの名作を残した。日本藝術院会員、日展顧問など要職を歴任、1969年に文化勲章受章、文化功労者として顕賞された。1999年5月6日、逝去。享年九十歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
73
東山魁夷さん生誕100年記念のアートアルバム第二巻。北欧、ドイツ、オーストリア、白い馬の見える風景、古き町にてなどの作品が中心のこの巻、「東山魁夷といえばこの作品」と思い浮かぶような作品がいちばん多く収録されている気がする。「緑響く」とか「静唱」とか「晩鐘」とか「冬華」とか。もっといっぱいあるけど書ききれない^^;大きな作品も好きなのはいっぱいあるけど、私が好きなのはこのカテゴリーだと「白馬亭」や「骨董屋」や窓のある風景を描いたものなどの魁夷さんが旅先で目に留めた町の風景を描いたものだったりする。2016/04/16
あき
13
★★★★☆ 海外の窓にドアに路地裏。色味も構図もモチーフも好みのものばかりで衝動買い。やっぱり好きです。2017/07/12
二藍
11
東山魁夷さん二冊目。こっちも好きだー。素敵だー。北方に惹かれるという彼の、北欧諸国をめぐる旅の記録でもある画集。静かでゆたかな自然を描いた作品にはもちろんうっとりするのだけど、この本に多く収められた《窓》の風景もたまらなく綺麗で心惹かれた。ちいさな窓。おおきな窓。さびしそうな窓。はなやかな窓。その絵の中に人間の姿はないけれど、ぬくもりの気配もたしかに存在している。なんだかうまく言えないけど、ずっと見ていたい窓辺の風景。2014/08/04
えり
1
展覧会で見た実物の迫力には及ばないが、印刷物にも充分存在すると思った。2018/09/03
SK
1
327*「主に北欧、ドイツ、オーストリアでの取材とスケッチを基に制作された作品のなかから代表的なものを選び、ほぼ編年順に紹介した」。「冬華」制作過程。「窓」スケッチ連作や、「白い馬の見える風景」連作も紹介。巻末には、北欧、ドイツ・オーストリア取材地MAP。2016/12/11
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