こころライブラリーイラスト版<br> 認知症の人のつらい気持ちがわかる本

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こころライブラリーイラスト版
認知症の人のつらい気持ちがわかる本

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  • サイズ B5判/ページ数 102p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062789684
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C2311

出版社内容情報

認知症の人は、どんな気持ちで日々を暮らしているのか。調査で明らかになった生の声を紹介。患者に寄り添い、支えるための決定版。ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 こころライブラリーイラスト版》

【認知症の患者さんたちは、いったいどんなことを考え、どんな気持ちで日々暮らしているのか。】

本書の監修者である杉山医師は、認知症患者本人の声を集める調査を行い、624人から回答を得ました。
その内容を見ると、意外にも認知症患者さん本人は自分の状況を的確に理解していることがわかります。
本書では認知症の症状だけを見ていてはわからない、患者さん本人の気持ちと思いを、イラストをまじえながらわかりやすくまとめています。
本人が感じている不安、恐怖、寂しさを理解することは、その家族、ヘルパーなど認知症の介護者にもかならず役立つはずです。
また、さらに認知症が進んだ人は、どのようなことを考えたり感じたりしているのか、本人のすんでいる世界を解説。
認知症の人に寄り添い、支えるための決定版です。

【本書のおもな内容】

《1.自分を失っていく不安と心配》
 発病から受診、診断を受けたころの気持ち

《2.自分にできることをしておきたい》
 初期には判断力もある。通院、生活の工夫、お金の管理から死に方まで考える

《3.寂しい日々だけど喜びもある》
 落胆・混乱の時期を経て、気持ちが落ち着き、認知症を受容し、生き方を模索する

《4.認知症の人がすんでいる世界を理解する》
 昔の記憶と感情は残る。まだらぼけの世界とは?

《5.こんなときどうする???気持ちに寄り添って》
 Q&A。家族が困るケース。本人の気持ちに添った対応のしかたを解説

まえがき
ケース 認知症でも、おばあちゃんなりに考えて、一所懸命していること
《1.自分を失っていく不安と恐怖》
【心配】疲れ? なにかがおかしい 【困惑】日常生活に困ることが起こる 【会話】言いたいことの言葉が見つからない 【記憶】みんなが自分の知らないことを言う 【受診】私はぼけ? はっきり知りたい 【診断】病名がわかってよかったけれど 【恐怖】自分が自分でなくなってしまう  【後悔】これまでのなにがわるかったんだろう
《2.自分にできることをしておきたい》
【準備】今後に起こりそうな問題を考える 【支援】誰かに助けてもらいたいけど 【お金】生活費や医療費を確保しておく 【工夫1】現在できることを最大限活用する 【工夫2】細かい工夫でミスを防ごう  【医療1】これ以上、症状を進行させたくない 【医療2】病院は頼りにしているが要望もある  【独居】ひとり暮らしを続けていけるか 【遺言】死に方と死後の始末を決めておく 
《3.寂しい日々だけど喜びもある》
【孤独】人とのかかわりがなくなって寂しい 【生きがい】できることもあると、わかってほしい 【介護】人に迷惑をかける自分が情けない 【福祉】デイサービスは気晴らしになる 【対人関係】うれしかったこと、悲しかったこと 【思考】なにごともよいほうに考えるようにしている 【楽しみ1】人に会い、おしゃべりをするのが楽しい 【楽しみ2】ささやかながら楽しめる趣味がある 【人生】平凡に生きてこられてよかった 【家族】言葉につくせないほど感謝している 
《4.認知症の人がすんでいる世界を理解する》
【出現強度】頼れる人だから、わがままになる 【自己有利】自分に不利なことは認めない 【まだら症状】常識と非常識が混在する 【感情残像】記憶は残らなくても感情は残る 他
《5.こんなとき、どうする?―気持ちに寄り添って》
Q1 すすめても病院に行こうとしない/Q2 近所の人に家族の悪口を言いふらす/Q3 止めても、車の運転をしたがる/Q4 トイレ以外の場所で排泄してしまう 他


杉山 孝博[スギヤマ タカヒロ]
監修

内容説明

「不安」「恐怖」「悲しみ」「焦り」の感情回路。症状が進むにつれて、「思い」は、どう変化していくのか?認知症の人が生きている世界とは?理解すれば、寄り添い方と介護のコツが見えてくる。

目次

1 自分を失っていく不安と恐怖(心配―疲れ?なにかがおかしい;困惑―日常生活に困ることが起こる ほか)
2 自分にできることをしておきたい(準備―今後に起こりそうな問題を考える;支援―誰かに助けてもらいたいけど ほか)
3 寂しい日々だけど喜びもある(孤独―人とのかかわりがなくなって寂しい;生きがい―できることもあると、わかってほしい ほか)
4 認知症の人がすんでいる世界を理解する(記憶障害1―忘れたということに気づいていない;記憶障害2―昔のことほどよく覚えている ほか)
5 こんなとき、どうする?―気持ちに寄り添って(すすめても病院に行こうとしない;近所の人に家族の悪口を言いふらす ほか)

著者等紹介

杉山孝博[スギヤマタカヒロ]
川崎幸クリニック院長。公益社団法人認知症の人と家族の会(旧呆け老人をかかえる家族の会)全国本部の副代表理事、神奈川県支部代表。公益社団法人日本認知症グループホーム協会顧問。公益財団法人さわやか福祉財団評議員。1947年愛知県生まれ。東京大学医学部附属病院で内科研修後、川崎幸病院で地域医療に取り組む。1998年同病院の外来部門を独立させて川崎幸クリニックを設立し、院長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼんくら

16
2012年出版。介護者は自分の側の大変さでいっぱいになってしまって、本人の心を慮る余裕がない。ついつい声を荒らげてしまうことも。この本を読むと、本人が不安や悲しみを抱えて苦しんでいるということを思いやることが出来る。とはいえ、実際には、たびたび感情的になってしまうのだけど・・・2013/06/27

円舞曲

16
イラストも構成も見やすくてわかりやすいと思う。2013/03/27

みんと

12
認知症で言われたことがわからなかったり、すぐ忘れたりしても、プライドを傷つけられたことや優しくされたことはわかるし、相手に対しての嫌な感情、好きと思う感情だってある。 介護する側は毎日が汚い、臭い、イライラとの戦いで疲れきっており、つい相手の人格を無視するような態度をとりがちである。 この本に書かれていることは多分、自分の中ではわかっていたことだけど、対処法の確認になり頭の中の整理ができた。2014/06/26

喪中の雨巫女。

9
《私-図書館》認知症の人の気持ちや介護する人の心構えがよくわかる。2017/08/07

めん

7
私の母は、64歳と若いが認知症だ。最初の異変に気付いてから4年が経った今も、一人で暮らしている。1〜2か月毎に会う度、必ず母の「つらい気持ち」にぶつかり、居たたまれなくなる。母の気持ちを理解したいと思い、この本を手にした。残念ながら、「そう感じていたのか!」という種の発見はなかった。ただ、認知症の本が初めてという人にはお勧め。症状や生活の基本が、本人の気持ちを添えながら、解説されていて、著者の当事者への暖かい まなざしが感じられる。その まなざしに 涙がこぼれた。2014/01/12

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