こころライブラリーイラスト版<br> 良い子のこころが壊れるとき―不思議な「心」のメカニズムが一目でわかる

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こころライブラリーイラスト版
良い子のこころが壊れるとき―不思議な「心」のメカニズムが一目でわかる

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  • サイズ B5判/ページ数 98p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062789639
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C2311

出版社内容情報

子どもの心がなぜ危機に陥るのか、子どもの心理を徹底解明。深刻になる前にSOSサインを受け止めて!いままで良い子だとばかり思っていたのに子どもの様子が少し変。何かトラブルを起こしていないか、うつ病や摂食障害など心の病気か……。とくに思春期は心身ともに不安定になりがちです。何がつらいのか、本人にもよくわかっていなかったりします。また親の愛情と期待が子どもをつぶしてしまうこともあります。子どもの心がなぜ危機に陥るのか、子どもの心理を徹底解明。深刻になる前にSOSサインを受け止めて!

第1章 「良い子」をやめる日
    不登校/申し訳なさとふがいなさでつぶれそう
    キレる/頭が真っ白になり、怒りを爆発させる
    自傷/少しでもやわらげたい「つらさ」がある
    うつ/思考も感情もストップさせて自分を守る
    薬物/なげやりな気持ちが好奇心に結びついて
第2章 心の危機はどこからくるのか
    性格1/怒りが外に出るか、内にこもるか
    性格2/自分がダメに思えて好きになれない
    身体/背景に脳のトラブルがあることも
    家庭1/温かな気持ちを受け取ったことがない
    社会1/存在そのものを否定されつづける
第3章 無意識の虐待が無意識の怒りをうむ
    期待/子どもを「人生の勝ち組」にさせるために
    方針/「自主性にまかせる」という落とし穴
    価値観/きれいな良い子でないと認めない
    甘え/校内暴力、家庭内暴力の本当の理由は
    人間関係2/遊び方にも成績がつく「友だち偏差値」
第4章 そのとき、どうする、どう言う
    見極め/医療が必要かどうかの判断は
    不登校/言ってはいけない言葉、してはいけない対応
    キレる/ときには親が避難することも必要
    【コラム】力で抑えつけたら力で反発してくる
第5章 おとなの言動は子どもの心の琴線にふれているか
    感情/会話のなかに「気持ちの言葉」を入れる
    親子関係/親子は友だちではないことを意識する
    精神力/英才教育で学力を身につけさせる前に
    自尊感情/ほめるだけでは自尊感情は育たない


山登 敬之[ヤマト ヒロユキ]
監修

内容説明

あんなに「良い子」だったのになぜ?良い子をおそううつ病、摂食障害、引きこもり…深刻になる前にSOSサインを受け止めて。危機に陥る子どもの心理を徹底解明。

目次

1 「良い子」をやめる日(不登校―申し訳なさとふがいなさでつぶれそう;身体症状の訴え―これ以上無理するなという警告サイン ほか)
2 心の危機はどこからくるのか(反応(1)―自己と他者との調整がうまくできない
反応(2)―「良い子」のかたちに自ら合わせる ほか)
3 無意識の虐待が無意識の怒りをうむ(期待―子どもを「人生の勝ち組」にさせるために;心配―たとえ社会性が育たなくても、安全第一 ほか)
4 そのとき、どうする、どう言う(見極め―医療が必要かどうかの判断は;不登校―言ってはいけない言葉、してはいけない対応 ほか)
5 おとなの言動は子どもの心の琴線にふれているか(感情―会話のなかに「気持ちの言葉」を入れる;親子関係―親子は友だちではないことを意識する ほか)

著者等紹介

山登敬之[ヤマトヒロユキ]
東京えびすさまクリニック院長。1957年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程医学研究科修了。専門は児童青年期の精神保健。国立小児病院精神科、かわいクリニックなどに勤務したのち、2004年にクリニックを開設。医学博士。精神保健指定医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

38
ほめるだけでは自尊感情は育たないって。子育てってホントに難しい。結局結果が全てなのか。2016/06/12

たまきら

32
きちんとしつけながらも、尊重する。親だってわからないことだらけですから失敗します。だからこそ他の人の体験談や指南書を様々読んでシミュレートするのって、便利ですね。学校だって家庭だって、いつでもバラ色ってわけではない。でも、毎日基本的に楽しい!習い事で怒られても、ま、今度上手くやればいいや!と上手に切り替え、親の心配もすんなり乗り越えていく娘さんを見ていると安堵したり。話し合える環境を保つこと、まずは大切にしていきたいです。2019/12/07

Kーazuki

10
すごくわかりやすい。深くはないが、この本でヒントを見つけて専門書を読むといい。2022/12/21

みるくるみ

7
単純に親の育て方だけが悪いと非難するつもりはないのだろうけれど、これじゃあどう育てれば正解なの?と思う人も出てきそう。たとえ一度不登校になったり非行に走ったりしても立派な大人になれる人もたくさんいるのだから、壊れたこころをいかにして元気に戻すかをもう少し書いてほしかったなあと私は思います。それにこころが壊れることを未然に防ぐことはもちろん大事だと思うけれど、壊れたなら壊れたなりに子どもも親も改めて気づけることってあると思うんだけどなあ。2013/05/24

とふめん

6
https://www.tohumen.com 思春期までの子供の心理、原因を解説。いじめ、自傷、暴力、学校、親、様々な状況がイラストつきで解説されていてわかりやすい。 子供の気持ちが分からなくなったときのヒントになるかも2024/07/24

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