出版社内容情報
佐々木 正美［ササキ マサミ］
監修
内容説明
友達と同じように行動できない、相手の気持ちがわからない、自分は「ふつう」じゃないの！？障害を自覚しはじめる思春期に子どもたちが直面する悩みとは？正しい理解とサポート法を徹底解説。
目次
１ 思春期独特の悩みとは（アスペルガー症候群―三つの特性をもつ発達障害；行動特徴―友達との会話が、かみあわない ほか）
２ 友達と対等に付き合いたい（自意識―自分は人より劣っていると思いこむ；自意識―人の意見に耳をかそうとしない ほか）
３ 恋の仕方がよくわからない（恋愛感情―相手の気持ちを考えずにアプローチ；恋愛感情―男性より、女性のほうが積極的 ほか）
４ 将来への不安がぬぐいきれない（挫折感―勉強についていけなくて挫折する；挫折感―不登校・ひきこもりになって苦しむ ほか）
５ 家族や友達に理解してほしいこと（本人の思い―命令しないで、話を聞いてほしい；本人の思い―公私の境界線をはっきり知りたい ほか）
著者等紹介
佐々木正美［ササキマサミ］
１９３５年、群馬県生まれ。川崎医療福祉大学特任教授、ノースカロライナ大学医学部精神科非常勤教授。新潟大学医学部を卒業後、東京大学、ブリティッシュ・コロンビア大学、小児療育相談センターなどをへて、現職。専門は児童青年精神医学、ライフサイクル精神保健、自閉症治療教育プログラム「ＴＥＡＣＣＨ」研究。糸賀一雄記念賞、保健文化賞、朝日社会福祉賞などを受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Tadashi_N
31
長所として見てもらえる環境と理解者が必要だが、社会的な訓練も必要。2017/02/04
bros
12
図解で説明してあり読みやすい。第5章の家族や友達に理解してほしいこと。のページで、命令しないで話を聞いてほしい。とあるので、これは当事者だけでなく、すべての人にあてはまる事だと思った。具体例は、すべての人にあてはまるわけではないような気がする2017/01/08
ミナコ＠灯れ松明の火
12
発達に不安のある子どもたちの先生をしています。強烈な劣等感に対する不安を和らげて二次障害を防ぐために、本人が読むのもいいことかなあと思う。周りの人間にとってはこの本が正しく理解をするきっかけになれば。ただ、どんな本であっても本に書かれていることは一般論で、個性に対応したものではない、という一番大切なことだけは念頭に置いて。2011/06/29
オカメルナ
7
アスペルガーと言っても多種多様。参考になったけど、全てがあてはまると言うわけではないんだよね。2010/06/09
マーシー
6
社会性が弱いって、どういう評価基準なんだ。傲慢だ。しかしここまで反応してしまう自分は何か思い当たる節があってそれがマイナス評価だから不快なのか。アスペ。アスペ。2016/08/02
