出版社内容情報
万葉ファンへ！大好評のテキスト再スタート３月２８日から週五日、毎回五分の新シリーズが教育テレビで放送開始。選者の話を紹介し、一首一首に関するコラム、連載・特集記事、グラビアなど充実の内容
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
neimu
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仕事に結婚・出産と、学生時代に馴れ親しんだ万葉集の世界と離れて四半世紀。改めて和歌を詠みたい、学びたいという気持ちが蘇る。特に巻頭の高松塚古墳の壁画や、檀ふみのエッセイが秀逸。父壇一雄の思い出を辿る背景に繰り返される和歌の一節、「ありといはなくに」という言葉に重ねられたエピソード。肉親を思う切なさを滲ませていて、歴史的な背景と歌の物語性をさらりと描く。様々な人々が語るお勧めの「一首」をしみじみ堪能。出来れば放送も見たいが、テキストだけでも、満足な一冊。 2011/05/16
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- 和書
- 新星座巡礼 中公文庫
