講談社文庫<br> 探偵の探偵

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講談社文庫
探偵の探偵

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062779845
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

悪徳探偵の悪行を、調査会社スマ・リサーチ「対探偵課」の若きエース、紗崎玲奈を暴く。玲奈の命を賭けた対探偵業務が始まった!―独創に満ちたアイディアを詰め込んだ、まったく新しい探偵小説、登場。―

『探偵の探偵IV』が『ダ・ヴィンチ』誌のブック・オブ・ザ・イヤー2015・小説ランキングで10位を記録しました。

イラスト・清原紘

容赦のない描写と抜群のリーダビリティ。「痺れる」松岡圭祐の新たな世界!
―藤田香織(書評家、エッセイスト)

いいタイトルだ。シンプルでありながら、作品の世界観を的確に言い表している。―村上貴史(ミステリー評論家、「このミス」大賞選考委員)

探偵は正義の味方なんかじゃない。ミステリーヒーローの恐るべきリアル!―香山二三郎(コラムニスト、「江戸川乱歩賞」選考委員、「このミス」大賞選考委員)
 
「女性探偵」の代名詞となり得る、ヒロインの誕生を見逃すな!―宇田川拓也(「このミス」大賞選考委員)

「探偵小説」への反逆心から生まれた、美しき異形の「探偵」あらわる!―吉田大助(ライター)

作者のシリーズ物は、凝った設定に特色があるが、その中でも本書は飛び切りであろう。悪徳探偵専門の探偵というのは、初めて聞いた。しかし、読み始めてすぐ、こんな探偵がいてもおかしくないと思うようになった。探偵業界の現実が、克明に描かれているからだ。また、主人公の魅力も見逃せない。自分たちの仕事の邪魔になる玲奈の命を、悪徳探偵は本気で狙ってくる。それを承知の上で、彼女は危地に向かう。彼女は、頭脳派でもある。玲奈と悪徳探偵の頭脳戦は、双方一歩も引かぬ名勝負。でも、才色兼備にして文武両道の玲奈が、その力を見せれば見せるほど、彼女の哀しみが際立ってくる。タフでハードな鎧の下には、癒せぬ傷を抱えた魂が隠れている。―細谷正充(書評家、「江戸川乱歩賞」選考委員)

〔あらすじ〕調査会社スマ・リサーチが併設する探偵学校スマPIスクールに、笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という玲奈、なぜ彼女は探偵学校に入校したのか? スマ・リサーチの社長・須磨康臣は、彼女の驚くべき過去をつきとめる。須磨は玲奈の希望を鑑み「対探偵課」を設けた。紗崎玲奈はひとり、悪徳探偵を追う“対探偵課探偵”となった。

松岡 圭祐[マツオカ ケイスケ]
著・文・その他

内容説明

中堅調査会社が併設する探偵養成所に、決して笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という彼女には、自分から言えぬ過酷な過去があった。調査会社社長・須磨は玲奈の希望を汲み、探偵を追う“対探偵課”の探偵として彼女を抜擢した。怒涛の書下ろしシリーズ開幕。

著者等紹介

松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yunemo

406
このスピーディーな展開に引き込まれます。新ヒロインの出現に新たな松岡ワールドを楽しめそう。「社会には非法であっても正しい行為がある」との想いで、ダーティーな面を兼ね備え、暴力的な行為も辞さない「紗崎玲奈」、新たな展開が楽しみ。今までのヒロインからどう変化させていくのでしょう。第一作から魅力度は満点。ただ、いろんな場面で出てくる薀蓄にはちょっと辟易という気持ちも残るのですが。自衛隊、カウンセラー、鑑定士、添乗員に続く探偵という職業、それも業界洗浄という使命を持って。この設定にも新鮮さ、今後に期待感増。2014/11/24

takaC

362
読みだしたらあっという間だったけれど、話につられて体があちこち痛い気がする。きっと、琴葉はこれでお役御免ってことはないんだよね?2017/04/05

勇波

354
相変わらず安定品質の松岡作品新シリーズです。今作主人公のセリフ「探偵は事件なんか解決しない」。。個人的に大いに感動。某古本屋の一味みたいだ。探偵は神であり、粉砕・殲滅するのみである(笑)2015/04/05

ソルティ

272
ドラマも見てて不穏だけど惹かれるなーと思ってましたら原作もそんな感じ。不穏で全く心休まらない、対探偵課の主人公紗崎玲奈。こんな業界誰も信用ならない。確かに法を遵守してたら必要な調査はできないだろうけど。不穏ながらもスリリングなエンタテインメント。続きも読む!「「(前略)ただし、確証バイアスには気をつけろ。先入観をもって他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて先入観を補強する、そんなことがあってはならないという意味だ。探偵はあくまで客観的に、正確な情報のみを収集せねばならん。それを忘れるな」」2019/06/27

bookkeeper

254
★★★★★ 再読。妹の死の影に見え隠れする悪徳探偵の正体を追求する女性探偵のお話し。 訓練を積んで能力は一線級でも、体格と筋力でハンデがあり、相手も同様のスキルを持った同業者なので、無傷では勝てない。悪どい罠に嵌まる度に傷だらけにされてしまう。過酷な運命にも関わらず、心が凍てついていないのがまた痛ましい。ぶっきらぼうでも後輩を気遣い、妹の面影を重ねてまた危機に。 このスキルを持ったまま過去に戻れたら妹を救い、家族の崩壊を止められるのにと願う姿が悲しい。4巻で完結なので、ボリュームも良いですよ。2018/06/08

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