講談社文庫
カレチ 〈1〉 - 車掌純情物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 426p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062779241
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

昭和四十年代後半、大阪車掌区。乗客のために一生懸命になりすぎる新米カレチ(客扱専務車掌)の奮闘と成長を描く感動のお仕事漫画。昭和四十年代後半、激務の大阪車掌区
に所属する新米カレチ(客扱専務
車掌)の荻野憲二は、それぞれに事情を
抱えて列車に乗り込む乗客への対応に追
われながらも、国鉄マンとして成長して
いく。国鉄全盛期を舞台に、プライ
ドを賭けて職務を全うする男たちを描い
た、切なくも熱い名作漫画文庫化第一弾。

池田 邦彦[イケダ クニヒコ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかしくん。

28
癒されました。時代は山陽新幹線が岡山まで延びた頃で、否応なしにノスタルジックな気分が迫ってきます。お話としては、第11話「発車合図」が印象的でした。トロリーバス廃止に伴う女性車掌の廃業の辛い思い。鉄道に女性車掌が登場するのはまだまだ先の時代でしたね。2016/02/03

fumikaze

7
国鉄を支えたプロ達の誇りがまぶしい。誰かの役に立っているという思いこそが生きる力を私達に与えてくれる。仕事が無くなってしまった私には羨ましく感じられる。2018/07/16

fumikaze

6
絵の感じから、ただのほのぼの系漫画かと思っていたら、もっと骨のある内容だった。まだ国鉄と呼ばれていた頃、乗客を運んでくれた乗務員さんと裏方さん達の誇りと熱い思いにちょっと感動してしまった。昔は飛行機は一般的でなく、遠方へ行くには殆ど国鉄を利用していたから、今以上に国鉄が身近で頼りになる存在だった。乗務員さん達がかっこ良く見える。2018/05/09

うさみP

4
多くの人たちが関わり合っている鉄道の世界。各々が己の職責と自分なりの誇りを持ち、職責や信念の違いから例え交わることのない平行線だとしても、同じ目的地へ向かって仕事をしている。自分に誠実に、基本に徹しながらも、人間が関わるからこそ臨機応変に・・・。解っていても、難しいものですね。仕事とは常に経験の積み重ね。先輩からの伝聞でしか知ることのできない、平成の同業者として色々と勉強になる。2014/09/13

ひろさん

3
久々に漫画を読んだ。何気なく手に取ったのに1話読み終わる毎にほのぼのとそして穏やかな気持ちでうれしくなってきます。次、次と読みたくなるのは私の大好きな「みをつくしシリーズ」に通じているよう。 今流行の「鉄分100%」ですがこの時代昭和40年代のことが懐かしくなるノスタルジーも加味されています。一度手に取ってみる価値ありです! 2014/11/11

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