講談社文庫<br> 星火瞬く

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講談社文庫
星火瞬く

  • 葉室 麟【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062778862
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

その男が、幕末を動かした――動乱の地で会わなければならなかった日本の「革命家」とは、誰なのか?その男が、幕末を動かした――
清河八郎 小栗忠順 勝海舟 高杉晋作 動乱の地で会わなければならなかった日本の「革命家」とは、誰なのか?

時代小説の正統派が描く、まったく新しい幕末青春小説

<異人斬り>が横行する幕末。全世界を相手にしたロシアの大革命家が、横浜の地に降り立った。妖しい光を放つその男に、日本の若き革命家たちは吸い寄せられていく。そして同時期、30年ぶりの来日を果たしたシーボルトと、息子アレクサンダーもまた、危険な革命家と出遭う。父から託された一挺のピストルを手に、アレクサンダーは決意する。わたしは、バクーニンと対決しなければならない!

作家・葉室麟がどうしても書きたかった時代、人物、物語がここにある。

葉室 麟[ハムロ リン]
著・文・その他

内容説明

外国人憎しの異人斬りが横行する幕末、世界を相手にしたロシアの革命家、バクーニンが横浜に現れた。小栗忠順、高杉晋作ら幕末の志士と対峙し革命の本分を説くバクーニン。同時に勃発するイギリス公使館襲撃事件。彼は真の革命家か、ロシアが放った謀略の仕掛人か。革命と維新に揺れる時代の隠された真相が暴かれる。

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年、福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者などを経て、2005年、『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2007年、『銀漢の賦』で第14回松本清張賞、2012年、『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

67
アナキズム入門よりこの本を知る。アナキストバクーニンは逃亡のさいに、日本を経由したのは史実であるが、彼と幕末志士とからませたフィクション。シーボルト事件で追放されたシーボルトとその息子は29年ぶりに日本を訪れる。主に息子からの視点で語られていく。ロシア、イギリス、フランスの思惑と幕府側の駆け引きと、幕末志士たち。正直、こじんまりした印象。ホラ話と歴史モノのバランスを考えてしまう。まあ楽しめたほうだったが。この作家は初読みのせいもあるが、おそらく主要作品と作風が異なるのだろうと思われる。2017/10/04

レアル

62
シーボルトの息子から見た幕末モノ。シーボルト2度目の来日時辺りの出来事が書かれており、攘夷、開国を迫られつつある日本の様子が描かれてる。後に活躍する高杉晋作もこの頃は政治活動を踏み出す事に躊躇している普通の青年だし、勝麟太郎に至っては、自分が政府に用いられない事に不満で出世しようと奮闘中といったところで微笑ましい。この時代を駆け抜けて新しい時代へと突き進むそんな人たちを描いた作品で、読みやすく面白かったのだが、著者の作品からすれば何だか物足りなさも感じてしまうというのも正直な感想。2017/02/14

優希

53
シーボルトの息子目線で描いた幕末の物語。そのせいか、やたら外国人が目につきました。新しい視点で日本の歴史を捉えようとした実験作と言ってもいいでしょう。登場人物に若干魅力が欠けているのが残念なところですが。2022/08/26

エンリケ

38
シーボルトの息子の視点で描かれた幕末の物語。外国人を中心に据えたお話が斬新だった。歴史を彩る有名人達も登場するのも嬉しい。物語はロシアの革命家を中心に展開する。考えてみれば明治維新も一種の革命。彼の暗躍がどれ程それに寄与したかわからないが、目指すものが民の幸福というのなら少々方向性を異とする。維新の原動力となったのはおそらく諸外国からの侵略に対する恐怖感。多分に野心も持ちながら登場人物達は方向を違えながら奔走する。その中心に居るロシアの怪人物が一番ピュアだったとは皮肉。作者練達のストーリー展開を満喫した。2018/08/22

ミスターテリ―(飛雲)

37
シーボルトが29年ぶりに息子と来日。13歳の少年はこの地で初めて世界を知り大人になる。ー日本に亡命中のバクーニンは言い放つ「君にひとつの秘密を教えてやろう。世界はつながっているのだ。東洋の小さな国で開けた鍵が地球をひとまわりして、ロシアの扉を開けて新たな流れを呼びこむー世界は犠牲なくして前に進めないのだ。」倒幕を企てるもの、異人を殺そうとつけ狙うもの、新しい時代を切り開こうとするもの・・多くの犠牲の中、変革を遂げていく日本の姿を、外国人の視点から描く。ひさしぶりにダイナミックな歴史の流れを堪能した。2023/06/25

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