講談社文庫 ドールマン〈上〉

スティーヴンス，テイラー【著】〈Ｓｔｅｖｅｎｓ，Ｔａｙｌｏｒ〉/北沢 あかね【訳】

講談社（2014/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 305p／高さ 15cm
• 商品コード 9784062778800
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

２２ヵ国語を操り、どんな人間にも変貌する史上最強の美しきヒロイン、マンロー。マンローが死んだ？　裏に潜む巨大な罠とは！若く美しき女優を誘拐せよ。報酬は、親友の命。

生きた最強の女兵器、ヴァネッサ・マイケル・マンロー。22か国語を操り、時と場合に応じて男にも娼婦にも姿を変え、殺人すらも厭わない情報(インフォ)収集家(メーショニスト)。彼女の親友を人質に「人形男(ドールマン)」なる男が彼女に命じたのは、マンローが心から蔑む世界的人身売買組織の手先となることだった。人身売買組織の卑劣極まりない脅迫に、ヒロイン・マンローは屈してしまうのか。全米が絶賛する傑作サスペンス！


「敵は、私のことを知っている。
特徴も、居場所も、そして誰が一番大切なのかも」

「君は荷物を届ける。A地点からZ地点まで」
――その荷物は生きているの？
「ああ、元気一杯だ。ただし私の顧客にはルールがある。荷物に打ち身ひとつ、傷痕ひとつあってはならない。ドラッグも禁止。彼女は完璧で、無傷でなくてはならない」

テイラー・スティーヴンス［テイラー スティーヴンス］
著・文・その他

北沢 あかね［キタザワ アカネ］
翻訳

内容説明

生きた最強の女兵器、ヴァネッサ・マイケル・マンロー。２２ヵ国語を操り、時と場合に応じて男にも娼婦にも姿を変え、殺人すらも厭わない情報収集家。彼女の親友を人質に「人形男」なる男が彼女に命じたのは、マンローが心から蔑む世界的人身売買組織の手先となることだった。全米が誇るヒロインの傑作サスペンス！

著者等紹介

スティーヴンス，テイラー［スティーヴンス，テイラー］ ［Ｓｔｅｖｅｎｓ，Ｔａｙｌｏｒ］
「神の子」組織の中で誕生。普通の教育を受けないままカルト集団の働き蜂として育つ。世界中を放浪した経験を元に描かれた『インフォメーショニスト』（上・潜入篇／下・死闘篇、講談社文庫）でデビュー。一躍「ニューヨークタイムズ」のベストセラー作家となる

北沢あかね［キタザワアカネ］
神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。映画字幕翻訳を経て翻訳家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しましまこ]

表紙すごくないですか？買いですよね。訳文が今一つだけど、ストーリーはアクションサスペンス。親友をドールマンに人質にとられた主人公（最強の女兵器！！）が人身売買組織の手先として攫われた女優の運び屋となるというもの。派手でサクサク進む。人間関係の訳わからん感は当然、二作目だった。解説以外にも書いといてくれよな。一作目の表紙は手に取らないよ。ポチしたけどさ…。

2014/07/19

[わたなべよしお]

　前作品もなかなかだったけど、今回の方がパワーアップしている。一気に下巻へ。

2014/07/24

[黑猫]

2024年5月9日読了

2024/05/09

[マンゴープリン]

インフォメーショニストの続編だが、2作目のTHE INNOCENTが邦訳されてなく、実際は3作目となる。2作目は友人ローガン絡みの事件だったらしい。今作は冒頭でマンローが撃たれ連れ去られ、ローガンも人質に取られてしまう。彼女の周りの大事な人を守るためドールマンの要求に従わざるを得ないのか。

2017/05/28

[読書と紅茶🥰]

シリーズ作とは知らず購入。前作未読なので登場人物を理解するまで時間がかかった。のっけから息をつかせぬスピーディーな展開とハードなテーマでついていくのに大変！マンローとニーヴァの間に絆は生まれるのか？前作も読んでみたいな。

2015/03/07