出版社内容情報
古代中国・秦の時代、五百年生きた虎が人を喰い、化身して街に降りてきたという噂で港町・琅邪は大騒ぎ。相次ぐ事件は人虎の仕業か?「五百年生きた虎が人の姿をして町中にいる」。伝説の虎に喰われ、その手先となって少女を攫ったちょう鬼(き)の告白に、秦の港町・琅邪(ろうや)はたちまち大騒ぎ。さらには神木の下で見つかった死体が消え失せ、果ては始皇帝の観光台までが崩壊する……。相次ぐ怪事件に徐福の弟子たちが異能を駆使して挑むミステリー長編。
一、さらう
二、おどす
三、ひそむ
四、はしる
五、ころす
六、ほえる
七、ゆらす
八、さそう
九、くらう
十、まよう
十一、つぶす
十二、うめる
十三、たたる
十四、かなう
十五、かかる
十六、くるう
十七、あかす
丸山 天寿[マルヤマ テンジュ]
著・文・その他
内容説明
「五百年生きた虎が人の姿をして町中にいる」。伝説の虎に喰われ、その手先となって少女を攫った〓(ちょう)鬼の告白に、秦の港町・琅邪はたちまち大騒ぎ。さらには神木の下で見つかった死体が消え失せ、果ては始皇帝の観光台までが崩壊する…。相次ぐ怪事件に徐福の弟子たちが異能を駆使して挑むミステリー長編。
著者等紹介
丸山天寿[マルヤマテンジュ]
1954年長崎県生まれ。福岡県立八幡南高校卒業後、陸上自衛隊勤務を経て古書店を開業。ライフワークである邪馬台国研究を進めるうち、自身初の小説となる中国歴史ミステリー『琅邪の鬼』を着想。2010年、同作品で第44回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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