講談社文庫
血の咆哮

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  • サイズ 文庫判/ページ数 520p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062778152
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

まだ見ぬ息子に会いたいという老呪術師の思いをかなえるべく、コークはカナダに向かう。クルーガー作品ベスト1の呼び声高い傑作!まだ見ぬ息子に会いたいという老呪術師の思いをかなえるべく、コークはカナダに向かう。クルーガー作品ベスト1の呼び声高い傑作!

ウィリアム.K・クルーガー[ウィリアム.K クルーガー]
著・文・その他

野口 百合子[ノグチ ユリコ]
翻訳

内容説明

まだ見ぬ息子を捜してほしい―老まじない師がコークに語ったのは70年以上前の驚愕の物語。農場からの脱走、差別的な白人との仕事、初めての恋。捜し出した息子は大企業を作り上げた伝説の人物だった。家族を思い友を敬う男たちの清貧さと強欲な人間たちの陰謀。アンソニー賞ノミネート/ディリス賞受賞。

著者等紹介

クルーガー,ウィリアム・K.[クルーガー,ウィリアムK.] [Krueger,William Kent]
スタンフォード大学中退後、さまざまな職業を経て作家に。『凍りつく心臓』は、アンソニー賞・バリー賞の最優秀処女長篇賞をダブル受賞した。ミネソタ州在住

野口百合子[ノグチユリコ]
1954年、神奈川県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほちょこ

30
前作、保安官に復帰して、災難に見舞われたコークがなんと引退!もうその冒頭だけでびっくりなのだが、その保安官という職を離れての冒険だからこそ、惹きつけられるストーリーだった。家族の問題も勃発して、まさに脂ののったシリーズ、と思いきや、なんと翻訳がこの作品で中断されている!なんてことでしょう!!どうか続きを!2017/09/29

みやび

19
第7弾。老まじない師メルーが心臓発作で倒れ、まだ会ったこともない息子を探してくるようコークに訴える。若かりしメルーの物語は、白人入植者の迫害を受けるアメリカ先住民たちの歴史そのもの。そしてオコナー家。このシリーズは子どもたちの成長も大きな楽しみ。子どもと犬は最高の組み合わせだけど、寂しさに耐えるスティービーが健気で、見守るような犬とのコンビが微笑ましかった。 2020/03/21

あかぽち

18
コークがまたしてもハンバーガー屋のおやじに逆戻り!まぁ、保安官のバッジよりも家族を大事に思う、彼らしい。 そして今作は、なんとメルーの過去が語られる。インディアンの住処に浸食してくる白人。そしてメルーの恋。そこにコークの娘・ジェニーや、コークの元上司・シャノーの恋話も絡む、壮大な愛の物語でした。スティーヴィと犬のLOVEもあるのが微笑ましい。とても良かったです。でも続きがまだ翻訳されてない!続巻熱望します!2017/11/05

stobe1904

18
W.K.クルーガーのコーク・オーコーナーシリーズの新刊。体調を崩したオジブワ族の呪術師ヘンリー・メルーの頼みにより、若きメルーがのこした息子を探し出すことになったコーク。謎が多かったヘンリーの若かりしころのエピソードがとても興味深い。ミネソタからカナダの森林地帯の雄大な自然、ネイティブアメリカンとしての試練、ジェニーに関する家族の問題、コークの男として筋を通す生きざま、などこのシリーズのテーマがうまく機能して、シリーズ最高の出来栄えとなった。ただ翻訳のペースを上げてほしい。★★★★★2017/02/12

emitaku

13
ミステリー要素をちょっとまぶした、家族の物語、という印象。第二部の「メルーの物語」は、独立した読み物としても充分いけます。シリーズ中のほかの作品も読んでみようかな。2015/03/14

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