出版社内容情報
日米戦争の分水嶺となったミッドウェー海戦。その真実とは? 将兵たちへの直接取材をもとにした戦記ドキュメントの金字塔!当時、日本海軍機動部隊は世界最強の実力を誇っていた。太平洋戦線における稼働隻数、戦闘機の性能、搭乗員の伎倆と多くの点で米軍を凌ぎ、米国側も「勝ち目なし」と悲壮な覚悟を固めていたほどだった。にもかかわらず、なぜ日本は敗れたのか? 今となっては貴重な、将兵たちへの直接取材をもとに著す傑作戦記。
第一部 戦端
1 空母炎上
2 暗雲低迷
3 抜錨前後
4 待ち伏せ
5 勝運消滅
6 濃霧の中
第二部 喪失
1 索敵遅延
2 島上爆撃
3 敵情不明
4 意見具申
5 被爆直後
(下巻)
第二部 喪失
5 被爆直後(承前)
6 飛龍死闘
第三部 生者
1 激闘の末
2 混乱続く
3 軍艦衝突
4 伊号奮戦
5 生者必滅
講談社文庫版あとがき
解説 神立尚紀
亀井 宏[カメイ ヒロシ]
著・文・その他
内容説明
当時、日本海軍機動部隊は世界最強の実力を誇っていた。太平洋戦線における稼働隻数、戦闘機の性能、搭乗員の伎倆と多くの点で米軍を凌ぎ、米国側も「勝ち目なし」と悲壮な覚悟を固めていたほどだった。なのに、なぜ日本は敗れたのか?今となっては貴重な、将兵たちへの直接取材をもとに著す傑作戦記。
目次
第1部 戦端(空母炎上;暗雲低迷;抜錨前後;待ち伏せ;勝運消滅;濃霧の中)
第2部 喪失(索敵遅延;島上爆撃;敵情不明;意見具申;被爆直後)
著者等紹介
亀井宏[カメイヒロシ]
1934年、東京都葛飾区に生まれる。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年、『弱き者は死ね』で小説現代新人賞受賞。三十代半ばのころから太平洋戦争に関する調査を始め、戦場体験者の証言を聞くために全国をまわる。その聞き取り資料は、第一級の史料として近現代史研究家の間で高い評価を得ている。1980年、『ガダルカナル戦記』(光人社、のちに光人社NF文庫)で講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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