出版社内容情報
カナダとボストンで発生した謎の猟奇事件。遺体に「仕掛け」を施した真犯人の狙いは何か？ 謎が謎を呼ぶ中、マリーノが罠に落ちた！「検屍官」シリーズ第２０弾。スカーペッタのもとに、カナダの化石発掘現場で撮影したと思しき、耳の断片を映した謎の画像メールが寄せられた。一方、ボストンの湾内では女性の変死体が発見される。被害者はマリーノのツイッター交信相手だった。疑惑をかけられたマリーノを救えるのか。二つの事件に関連はあるのか。スカーペッタが動く。
パトリシア・コーンウェル［パトリシア コーンウェル］
著・文・その他
池田 真紀子［イケダ マキコ］
翻訳
内容説明
スカーペッタのもとに、カナダの化石発掘現場で撮影したと思しき、耳の断片を写した謎の画像メールが寄せられた。一方、ボストンでは女性の変死体が発見される。被害者はマリーノのツイッターのフォロワーだった。疑惑をかけられたマリーノを救えるのか。二つの事件に関連はあるのか。スカーペッタが動く。
著者等紹介
コーンウェル，パトリシア［コーンウェル，パトリシア］ ［Ｃｏｒｎｗｅｌｌ，Ｐａｔｒｉｃｉａ］
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、１９９０年『検屍官』で小説デビュー。ＭＷＡ・ＣＷＡ最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に
池田真紀子［イケダマキコ］
１９６６年東京生まれ。翻訳書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちゃん
77
金髪碧眼のｲｹﾒﾝ副局長の出現に、嫉妬深いﾍﾞﾝﾄﾝとﾏﾘｰﾉ｡もはやお約束といった感じの序盤に｢あんたら、ええかげんにせえ！｣とﾂｯｺﾐを入れるのもまた楽しや。古生物学者と富豪の妻、二人の行方不明の女性と、海から上がった女性の遺体の関係は？ﾏﾘｰﾉはﾋﾟﾝﾁから脱する事はできるのか!?下巻の図書館の予約の順番はあと49人！2014/03/29
ケイ
51
今はケンブリッジの法病理学センターの所長となっている。マリーノとルーシーが側にいて、ベントンはFBI。彼女が検事に善意で返したメールの一部を弁護側が責め立てるために証人として法廷に呼ばれる。そして、海から引き上げられた女性の遺体。仕事を粗末にできない彼女は、厄介を気にとめずに仕事をするが、結果として法廷で不利となる。何も悪くないのに窮地に立たされるスカーペッタ。不注意から疑いをかけられるマリーノ。彼女に関心を寄せる男達。女性からの敵視。いつものパターンだ。後半ではそれをどう挽回するのか読むとしよう。2014/02/27
Yuna Ioki☆
35
471-102-19 いつもよりページ数も少ないのであまり時間かからず読了。いつもの通りなかなかストーリーが進まない（笑）法廷でこてんぱんにやられるスカーペッタさんになんとなくスッキリするのは何故？（笑）2014/03/13
よむよむ
27
疑惑と裏切りと絶望とと焦燥と… ま～たこんなんかいっ 下巻が思いやられますが、ルークくんが気になるぜ！ 2015/11/23
ヨーコ・オクダ
23
検屍官シリーズ。何作か前から「ベントン、FBIに戻ったの？」てな雰囲気があったんやけど、今回、登場人物紹介のところにはっきりと記載。ケイの元に届いた、切断された耳の画像。つかみはOK!?のはずが、巨大なカメに引っかかってきた女性の遺体の検証にてんてこ舞い&そもそも嵌められたっぽい法廷に大遅刻して案の定貶められて…で、帰り着いた彼女の仕事場には、なぜかFBIが乗り込んで勝手に仕切られている、と。一方、プライベートではモテモテで困るアピールのケイ。彼女の「悪い予感」が今後どう展開するするのか、楽しみ。2021/06/17
