出版社内容情報
宮城谷 昌光[ミヤギタニ マサミツ]
著・文・その他
内容説明
三国志より600年前の春秋戦国時代、誰より魅力的な男がいた。その名は伍子胥。楚に生まれながら、大儀のために祖国をも討ち滅ぼそうとする、大きく強い意志の男。そのスケールの大きさと、その濃密なる生きざま、そして滅びの美学を描ききる「伍子胥篇」、第一弾。20歳の伍子胥が主として立つまでを鮮烈に描く。
著者等紹介
宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
1945年愛知県蒲郡市生まれ。『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を、『重耳』で芸術選奨・文部大臣賞を、『子産』で吉川英治文学賞を受賞。中国古代に材をとった歴史ロマンの第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遥かなる想い
163
宮城谷昌光が描く呉越の 物語。中国春秋時代の 後期の呉の伍子胥を軸に 呉越の時代が甦る。 一巻はまだ伍子胥が楚に 仕える時代。ここからどう 物語を展開させていくのか、楽しみである。 2014/10/28
KAZOO
98
まだ全巻完結していないと思われますが、文庫本になりつつあるので読み始めました。昔の宮城谷さんの作品に比べると読んでいて何か余裕のようなものが登場人物にも感じられるようになりました。また物語にも膨らみを感じる気がしています。伍子胥というあまりなじみのない登場人物ですが、結構面白い人物のようでこれからが楽しみです。2015/09/17
つねじろう
44
「澄んだ水である。」この書き出し一行でもうその世界に入る事が出来る。それほど親和性のある宮城谷昌光。場所は中国、時代は群雄割拠の春秋戦国時代。どう?もうワクワクするでしょ。「死者に鞭打つ」や「臥薪嘗胆」を産んだ楚、呉、越。呉王夫差に越王勾践、伍子胥に孫子に范蠡。もうこの辺の名前が並んだだけで血で血を洗う争いや権謀術数を駆使した陰謀や裏切りの匂いがプンプンしてくる。そうもう少しこの作品が早く世に出てくれてたら高校時代の漢文ももっと楽しく過ごせてあんな成績取らなくて済んだかもしれなかった。では始まり始まり〜!2016/06/10
Haru
28
「劉邦」で宮城谷さんが面白いと気付き、「草原の風」を読み始めたのですが、光武帝劉秀の話なので、劉邦とごっちゃになってきたので(笑)こちらにスイッチ。「澄んだ水である。」で始まる物語は、大好きな北方さんを思わせて、もう最初からわくわく。楚の重臣の次男坊。聡明で落ち着いた性格ながら、不条理には果敢に立ち向かい、豪放なところもある。気楽な立場故の将来の不安を持ちながらも父や兄を補佐し、盟友を増やしていく過程に今後が楽しみです。2018/08/04
Tomoichi
24
伍子胥の物語、始まる。宮城谷さんは読ませるね、毎回。次巻が楽しみ。2019/08/22




