講談社文庫<br> トリック・シアター

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講談社文庫
トリック・シアター

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062775731
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

東京と奈良での同一犯による同時殺人。閉鎖病棟内での密室殺人。『プリズン・トリック』の乱歩賞作家による、想定外ミステリー。

空前の劇場型犯罪が幕を開ける。2010年3月21日未明に、奈良と東京で、女性と男性が殺害された。被疑者は被害女性の夫であり、被害男性の大学時代のサークルの先輩だった。同一人物による500km離れた場所での同時殺人。警察庁「裏店」のキャリア警視正・我孫子弘が捜査の指揮をとると、被疑者の大学時代の映画サークルの仲間4人がこれまで、3月21日に事故・もしくは自殺で死亡していたことが明らかになる。

【著者紹介】
1966年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2009年、初めて書いた小説の『プリズン・トリック』(講談社文庫)で第55回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。その他の著書に、受賞後第一作の『トリック・シアター』(本書)、『パワードスーツ』(講談社)、『デッドリミット』(集英社)、『天命の扉』(角川書店)がある。最新作は『炎上 警視庁情報分析支援第二室〈裏店〉』 (光文社)。

内容説明

同日同時刻、五百km離れた東京と奈良で起きた二つの「殺人」。容疑者として浮上したのは同一人物だった。謎を追う刑事たちの前に、今度は閉鎖病棟での密室殺人が発生。三つの事件がつながり、驚愕の真実が明らかになる!江戸川乱歩賞受賞作『プリズン・トリック』を超えた、著者渾身の長篇ミステリー第2作。

著者等紹介

遠藤武文[エンドウタケフミ]
1966年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2009年、初めて書いた小説の『プリズン・トリック』(講談社文庫)で第55回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すたこ

33
★★★★★訳あって時間がかかってしまった。レビューを見ると、あんまり評判良くないみたいだけど、私的には楽しく読めた一冊だった。内容は複雑でごちゃごちゃするが、強烈なキャラクターの我孫子警視正の存在がピリッと効いてる。相棒の右京さんを思わせる、癖のある人物。事件も謎が謎を呼び、どうなるのかドキドキ。真相も興味深いものだった。 ラストの仕掛けが恐ろしすぎて驚愕!デビュー作の「プリズントリック」に繋がっているところも面白かった。2018/11/22

left7

18
遠藤さんのデビュー作の「プリズントリック」が面白かったので読んでみました。人間関係を把握するのがまず一苦労なうえに謎が多すぎて全部ぼやけてしまっている感じでした。そのうえそれぞれの謎に関するトリックがいまいちで久しぶりに読みどころがない作品を読んでしまいました。遠藤さんの作品は当分読まないと思います。2014/06/17

kousei

12
500km離れた場所で同日同一時間に起きた殺人、同一犯人か、閉鎖病棟で起きた密室殺人って期待値上げてこのガッカリ感、時間を返してってレベル。地の文の説明と登場人物の脈絡のない会話が繋がらず、平易な文章なのに読みづらい。変人捜査官を中心に、他の捜査官も意思がなく駒として動くだけ。しまいには公安だテロだって収拾がつかない。本当に勘弁して欲しい。2021/01/21

kei@名古屋

11
まさかこっちが続編だったのかぁ。。。2014/08/15

crazy cool joe

9
結末が意外だった。岩手に住んでたことあるけどあんなになまってるかな。面白かった!2015/12/07

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