出版社内容情報
東京と奈良での同一犯による同時殺人。閉鎖病棟内での密室殺人。『プリズン・トリック』の乱歩賞作家による、想定外ミステリー。
空前の劇場型犯罪が幕を開ける。2010年3月21日未明に、奈良と東京で、女性と男性が殺害された。被疑者は被害女性の夫であり、被害男性の大学時代のサークルの先輩だった。同一人物による500km離れた場所での同時殺人。警察庁「裏店」のキャリア警視正・我孫子弘が捜査の指揮をとると、被疑者の大学時代の映画サークルの仲間4人がこれまで、3月21日に事故・もしくは自殺で死亡していたことが明らかになる。
【著者紹介】
1966年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2009年、初めて書いた小説の『プリズン・トリック』(講談社文庫)で第55回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。その他の著書に、受賞後第一作の『トリック・シアター』(本書)、『パワードスーツ』(講談社)、『デッドリミット』(集英社)、『天命の扉』(角川書店)がある。最新作は『炎上 警視庁情報分析支援第二室〈裏店〉』 (光文社)。
内容説明
同日同時刻、五百km離れた東京と奈良で起きた二つの「殺人」。容疑者として浮上したのは同一人物だった。謎を追う刑事たちの前に、今度は閉鎖病棟での密室殺人が発生。三つの事件がつながり、驚愕の真実が明らかになる!江戸川乱歩賞受賞作『プリズン・トリック』を超えた、著者渾身の長篇ミステリー第2作。
著者等紹介
遠藤武文[エンドウタケフミ]
1966年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2009年、初めて書いた小説の『プリズン・トリック』(講談社文庫)で第55回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すたこ
left7
kousei
kei@名古屋
crazy cool joe
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- 和書
- 焚火オペラの夜だった