講談社文庫<br> 親鸞 激動篇〈下〉

個数:
電子版価格
¥618
  • 電子版あり

講談社文庫
親鸞 激動篇〈下〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年10月15日 05時01分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062775724
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

恵信とともに越後に流された親鸞。そこで見た想像を越える、庶民の姿。衝撃を受けた彼は??。誰も見たことのない親鸞がここにいる。激動の時代に、親鸞が走る!
未知の世界を生きる力とはなにか。

雨乞いの法会(ほうえ)を切り抜けた親鸞(しんらん)は、外道院と袂を分かち、越後に施療所(せりょうじょ)を開設する。訪れる人びとと話し合う穏やかな日々を恵信(えしん)とともに過ごしていた折、法然(ほうねん)の訃報が届く。とうとう師を喪(うしな)った親鸞は自分自身の念仏をきわめることを決意する。関東から誘いがかかったのはそのときだった。ベストセラー第二部。

風と雪と海と
流れゆく歳月
未知の世界へ
山と水と空と
まがりくねった道
稲田の草庵にて
風雨強かるべし
光陰矢のごとく
都を思えば
黒念仏の闇
出会いと別れ
それぞれの出発
飛びたつ鳥のように


五木 寛之[イツキ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

雨乞いの法会を切り抜けた親鸞は、外道院と袂を分かち、越後に施療所を開設する。訪れる人びとと話し合う穏やかな日々を恵信とともに過ごしていた折、法然の訃報が届く。とうとう師を喪った親鸞は自分自身の念仏をきわめることを決意する。関東から誘いがかかったのはそのときだった。ベストセラー第二部。

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。朝鮮半島より引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、’76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で吉川英治文学賞を受賞。’81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学んだが、のち文壇に復帰。2002年にはそれまでの執筆活動に対して菊池寛賞を、英語版『TARIKI』が2002年度ブック・オブ・ザ・イヤースピリチュアル部門を、’04年には仏教伝道文化賞を、’09年にはNHK放送文化賞を受賞。10年に刊行された『親鸞』は第64回毎日出版文化賞を受賞しベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

naoっぴ

77
表紙とタイトルから受ける印象とは違い、リーダビリティに富んだエンタメ小説。下巻は親鸞が念仏を極める中で懊悩する姿が描かれる。よき夫にもよき父にもなれず、念仏の意義も未だ見えず、かといって愚者にもなれず、自分の至らなさに悩み苦しむ親鸞。己は一介のちっぽけな凡夫でしかないのに、人の縁や偶然に支えられて不思議と運命が動いていく。これこそが他力ということなのだろう。物語は活劇風でやや漫画的な雰囲気がありながら、念仏や他力についてなるほどと思うことは多い。とはいえ親鸞自身も未だ理解に至らぬまま。完結編でどうなるか。2018/05/11

財布にジャック

55
あまりにも普通のオジサンである親鸞様が、だんだん心配になってきました。迷いに迷って、この巻の終わりではもう60歳になってしまいました。親鸞よりも、むしろ妻の恵信の方が女性にしては一本筋が通っていて素敵な人物だと感じました。完結篇を読めるのは、ずっとずっと先になりそうですが、親鸞様が最後にはビシッと決めてくれることを信じて文庫化を楽しみに待ちます。2013/08/19

ちゃとら

51
五木寛之さんの本は読み始めると面白くてサクサク進む。親鸞は、比叡山を途中で降りて、結婚もし子沢山の父となる。仏道を歩むには異例の経歴。エリートでは無く、完璧でも無く、強靭でもない。人間臭いのかな〜⁈完結編に進む。2019/03/24

ともとも

35
世の中の、人の光と闇、善と悪の間で、一生懸命に生きていく人々、「念仏」を広め、自問自答を繰り返しながらも真摯に教えや人と向き合っていく親鸞、それを慕い支えていく人々、越後、新たなる関東での出会い、旅立ちと別れ、さらには懐かしい再会、そして因縁が物語を展開していく。人間味、死生観を感じながらも、念仏を通して人間同士の熱い絆、そしてそれが「救い」へと繋がっていく。その素晴らしさと凄さを感じながらも、いかなる時でも流されず、たくましく、綺麗に堂々と生きる勇気を与えてくれるような1冊で良かったです。 2015/07/13

杏仁

24
【図書館本】親鸞の関東での生活。みんな歳をとってきたのが節々で感じられて、少しさみしいです。恵信と親鸞との喧嘩は読み応えありました。完結編は買いにいこうかな。2014/10/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6838327
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品