内容説明
戦後のあつい時代、日本の文化を築きあげていった“文士たち”を撮りはじめる。書斎で、作中に描かれた場で、バーで…文字通り体ごとぶつかって撮った厖大なフィルムから精選された103人の風貌姿勢。戦後文学史の生きたドキュメント。
目次
檀一雄と松本清張
川崎長太郎
五味康祐
武者小路実篤
志賀直哉
川端康成
井伏鱒二
河上徹太郎
小林秀雄
有吉佐和子
山崎豊子
宇野浩二
永井荷風
上林暁〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yk
8
これまためちゃくちゃいい人物写真。どれもいいけど開いたら川端康成、井伏鱒二のとこがすごいよかった。2022/01/09
双海(ふたみ)
3
福田恆存はかっこいい。三島由紀夫は若々しい。2013/10/18
邑楽維句
1
これらの写真から滲み出る凄味は、作家が出しているものなのか、田沼武能の腕か、はたまた「これには凄味がある」と私が思い込んでいるだけなのか。見ているとそれがよくわからなくなります。この写真集のあとがきに書いていた正宗白鳥の話は、後に読売新聞の回顧録にも書いています。相当印象に残っているんでしょうね。
takao
0
昔いた人種2016/11/03
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