講談社文庫
獅子の血戦〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 452p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062773188
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

テロリスト・ハリールは、疾風の如き勢いで復讐を遂げている。史上最強の殺人兵器との最後のゲームが幕を開ける!「あの男は完全無欠の殺人機械だ。きょう殺さなかった相手は、あしたになれば確実に殺すよ」
最強にして天才テロリスト、ハリールは疾風の如き勢いで“標的”を次々狩っていき、捜査陣を翻弄する。対するジョンも宿敵と雌雄を決さんがため捨て身の戦法に売って出た。大都会NYという闘技場に迫る最終ゲーム。だが誰一人知る由もなかった――ハリールは全米を震撼させる恐るべき密命を帯びていたのだ!

『王者のゲーム』で世界に衝撃を与えたコーリーシリーズの最高傑作。
ページターナーの王者、デミルの筆が走る。必読!

ネルソン・デミル[ネルソン デミル]
著・文・その他

白石 朗[シライシ ロウ]
翻訳

内容説明

最強にして天才テロリスト、ハリールは疾風の如き勢いで“標的”を次々狩っていき、捜査陣を翻弄する。対するジョン・コーリーも宿敵と雌雄を決さんがため捨て身の戦法に打って出た。大都会NYという闘技場に迫る最終ゲーム。その闘いの傍らで―ハリールは全米を震撼させる、恐るべき密命を帯びていた。

著者等紹介

デミル,ネルソン[デミル,ネルソン][DeMille,Nelson]
1943年ニューヨーク生まれ。1985年ヴェトナム戦争をテーマにした軍事法廷小説『誓約』で注目を浴びる。その後『ゴールドコースト』『将軍の娘』など話題作を連発、いまやアメリカを代表する国民的作家である

白石朗[シライシロウ]
1959年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

33
とうとうライオン、アサド・ハリールとの決着がついた。しかし、最後はドタバタ感を感じた。ボリスとの決着には完璧なライオンが、コーリーとの決戦では、かなり甘く感じた。何が、この差を生んだか、今一納得できなかった。まあ、勧善懲悪的には納得の答えだろうが、少し引っ掛かりが残る。途中をすっ飛ばし、続きに執着してしまったが、「プラム・アイランドに戻ろうと思う。ハリールはどのような地獄の業火で焼かれるのだろうか?はたまたイスラムの神に愛されるのか?生きているぼくらは永遠に分かり得ない。2019/04/07

わたなべよしお

17
 いやはや、ジョン・コーリー、やる時はやるね。ハリールはやっぱり、銃弾一発で仕留めちゃだめだよね。肉弾戦、迫力がありました。以前も書いたけど、どうして次作が翻訳・出版されないの?米国での出版は、もう10年以上も前なのに。何とかなりませんか。2023/03/16

Tetchy

15
前作ではハリールとコーリーの決着は棚上げにされたが、今回はきちんと決着が着く。これが何よりのカタルシス。特に今回はこの戦いのシーンにデミルは筆を割き、汗や血の匂い、お互いの悲鳴が行間から立ち上ってくるような迫真性をもって語られる。題名に冠せられた「血戦」の二文字に偽りなし。ただ中盤のコーリーのパートで間延びしてしまった感があったのが残念だ。あと個人的にはボリスの死が感慨深かった。ノンシリーズの『チャーム・スクール』からデミル作品の通奏低音のような存在だった彼の最期はデミル作品の一つの区切りのように感じた。2012/08/19

對馬 正晃

6
ジョン・コーリーのパートが面白くない・・・(苦笑)ただ終盤の格闘シーン2連発は秀逸。映画のようなアクションが目に浮かびました。さて次作は訳出されますかねぇ・・・?2021/06/22

なちょす

6
ケイトの事故から一転しジョンの復讐劇がスタート。ハリールの再登場まで息つく暇もない。ラストの死闘はすさまじかった。ジョン、やる時はやるのね。ラストの1ページまで緊張しっぱなし。はやく続編が読みたい。2018/08/03

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