出版社内容情報
自分を冷酷に棄てた男を待ちながら、人を信じ、純粋に生きる無垢な女。本物の愛とは何かを問う不朽の名作が、読みやすい新装版に。100万人が涙した究極の愛
男を信じ、人生を信じた無垢な女。
何度読んでも、そのたびに新たな感動が押し寄せる「愛の物語」。
大学生の吉岡が二度目のデイトで躯(からだ)を奪ってゴミのように棄てたミツは、無垢な田舎娘だった。その後、吉岡は社長の姪との結婚を決め、孤独で貧乏な生活に耐えながら彼からの連絡を待ち続けるミツは冷酷な運命に弄ばれていく。たった一人の女の生き方が読む人すべてに本物の愛を問いかける遠藤文学の傑作。
遠藤 周作[エンドウ シュウサク]
著・文・その他
内容説明
大学生の吉岡が二度目のデイトで躯を奪ってゴミのように棄てたミツは、無垢な田舎娘だった。その後、吉岡は社長の姪との結婚を決め、孤独で貧乏な生活に耐えながら連絡を待ち続けるミツは冷酷な運命に弄ばれていく。たった一人の女の生き方が読む人すべてに本物の愛を問いかける遠藤文学の傑作。
著者等紹介
遠藤周作[エンドウシュウサク]
1923年東京都生まれ。1948年慶應義塾大学仏文科卒業。1950年カトリック留学生として、戦後日本人初めての渡仏、リヨン大に学ぶ。1955年『白い人』で第33回芥川賞受賞。1958年『海と毒薬』で新潮社文学賞・毎日出版文化賞、1966年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、1980年『侍』で野間文芸賞、1994年『深い河』で毎日芸術賞を受賞。また狐狸庵山人の別号をもち、「ぐうたら」シリーズでシャレ、ユーモア作家としても一世を風靡する。1985年~1989年日本ペンクラブ会長。1995年文化勲章受章。1996年9月、73歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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