講談社文庫<br> 残火

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講談社文庫
残火

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062772938
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

議員会館から、一億円が強奪された。犯人はかつて”人斬り秀”と言われた元ヤクザの花田。議員と暴力団、そして警官が花田を追う!

議員会館から、闇献金の一億円を強奪した犯人は、かつて”人斬り秀”と言われた元ヤクザの花田。足を洗って豆腐屋稼業をつとめていた花田の目的は何なのか?闇献金の存在を隠滅したい国会議員、献金の間に入っていた花田のかつての弟分、花田を追い続けてきた元警官、裏で暴力団とつながっている現職警官――花田の行方を捜し、追い続ける彼らと、残りの命が長くない花田。
欲望とはなにか、ヤクザとはなにか、男とはなにか。
『地の底のヤマ』で炭鉱の町・大牟田を舞台に見事に男の世界を描ききった西村健が「なぜここまで」とも思える男の信念を燃やし尽くす!

講談社100周年書下ろし作品にして、日本冒険小説協会大賞受賞作!

内容説明

白昼堂々、議員会館から盗み出された闇献金一億円。犯人は伝説の極道、“人斬り秀”こと花田秀次。極道から足を洗った花田はなぜ一億円を盗み、どこへ行く?闇献金にからむ議員や暴力団、そして警察が彼を追う。そこには命を懸けた壮大な計画があった。講談社100周年書き下ろし&日本冒険小説協会大賞受賞作。

著者等紹介

西村健[ニシムラケン]
1965年福岡県生まれ。東京大学工学部卒業。労働省に入省後、フリーライターに。1996年、『ビンゴ BINGO』で作家デビュー。ノンフィクション、エンタテインメント小説を次々に発表している。2006年『劫火』、2010年『残火』でそれぞけ退本冒険小説協会大賞、2011年に刊行した『地の底のヤマ』で吉川英治文学新人賞と日本冒険小説協会大賞をダブル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

springmc

2
暴力団と任侠は違う。1億円の使い方にビックリ。2018/11/16

840ossan

1
読まずに死ねるか!本でした。昭和の高度成長期に撮影された映画のようで堪らない魅力に溢れた大作。健さん、文太さん、そして我らが陳先生も出演していらっしゃる。面白かった。 2023/04/26

鬼山とんぼ

1
この本は高倉健と内藤陳さんへのオマージュなんだろう。ヤクザというより、昔気質の任侠というべき生き方を変えない花田が、バブルに浮かれ本道を外れた昔の仲間を殺すという筋だが、スピード感があって一気に読ませた。緋牡丹お竜風の姉御(花田のかみさん)もいい味を出していた。2015/11/15

キット

1
92点2015/01/23

aquilane

1
C2015/08/15

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