講談社文庫<br> にぎやかな天地〈上〉

個数:
電子版価格 ¥902
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

講談社文庫
にぎやかな天地〈上〉

  • 宮本 輝【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 講談社(2012/06発売)
  • 秋の夜長 全店ポイント2倍キャンペーン(~9/23)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2021年09月22日 23時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 454p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062772891
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「日本の発酵食品を後世に伝える」豪華本の編集を依頼された船木聖司は、糠漬、熟鮓、醤油などの取材で、微生物の世界に魅了される。この宇宙に死はひとつもない。
祖母の死について考え抜かれた言葉と、微生物の人知を超えた営みが織りなす壮大な物語

熟鮓(なれずし)、醤油、鰹節といった日本の伝統的な発酵食品を後世に残す豪華限定本を作ってほしい――。謎の老人松葉伊志郎から依頼を受けた船木聖司は、早速祖母の死とともに消えていた糠床を蘇らせる。その後、料理研究家の丸山澄男の協力で日本各地の職人を訪ねるうちに、微生物の精妙な営みに心惹かれていく。

この地球上にいる肉眼では見えない微生物の数は、人間どもの数億倍、いや数兆倍、いや、もう数を示す単位では表現できない個数にのぼるであろう。
そのなかには、人間に害を為し、死に至らしめるやつらも厖大に混じり合っている。
人間の肉眼で見ることができないのは、なにも遠くの宇宙の星々や星雲だけではないのだ。星も星雲そのものも、人間の持つ言葉を超えた巨大さで生死を繰り返し、微生物たちも、いまこの俺の掌のなかで、この部屋の空気のなかで、階段の手すりで、ドアのノブで、鼻の穴や口のなかや食道や肺のあちこちで、生死を繰り返しつづけている……。――<本文より>

宮本 輝[ミヤモト テル]
著・文・その他

内容説明

熟鮓、醤油、鰹節といった日本の伝統的な発酵食品を後世に残す豪華限定本を作ってほしい―。謎の老人松葉伊志郎から依頼を受けた船木聖司は、早速祖母の死とともに消えていた糠床を蘇らせる。その後、料理研究家の丸山澄男の協力で日本各地の職人を訪ねるうちに、微生物の精妙な営みに心惹かれていく。

著者等紹介

宮本輝[ミヤモトテル]
1947年兵庫県神戸市生まれ。追手門学院大学文学部卒。’77年『泥の河』で太宰治賞、’78年『螢川』で芥川賞、’87年『優駿』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。’95年の阪神淡路大震災で自宅が倒壊。2004年『約束の冬』で芸術選奨文部科学大臣賞、’09年『骸骨ビルの庭』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

17

27
久しぶりの宮本輝さん。阪神大震災以降、政治に対する怨念のようなものが溢れていましたが、徐々に言葉として消化されて良い感じになってきたように感じます。宮本作品の登場人物は皆背筋が伸びた人生を送っているな〜と尊敬します。2012/07/16

シュラフ

23
いい学校に入って、いい会社に入って、頑張って仕事して、人と競争して出世して、そして老後を迎える・・・現代のわれわれの価値観というのはなんと侘しいものだろう。この物語の主人公の聖司は現代社会に対するアンチテーゼとも言うべき生き方をしている。いい歳して家庭も持たず、やっている仕事も不安定、そして発酵食品に関する本をつくろうとしている。どんなに時間がかかったしても・・・ホンモノをつくりあげること・・・それがとても大事なことなのである。異なった視点から物事を眺めて、異なった価値観をもつことでヒトは幸福になれる。2015/06/27

あんな

16
時間がもたらすものはなににも代えがたい。時を経て、想いが強くなる。怒りは許せるようになる。すぐに処理できないことは誰にでも多かれ少なかれあって、時間が解決してくれることって意外とたくさんあるんだなあ。効率を求めすぎず、毎日を大切に過ごそうと思った。2014/01/21

なおみ703♪

14
図書室にあるこの書を2年前から気になっていたが発酵食品にあまり興味がないためにあとがきだけコピーして読んだふりしてた。で、先週宮本氏の『はじめての文学』を読んだのがきっかけで猛烈に長編が読みたくなり勢いで読破。人との出会い、縁の不思議さ、慈愛、命の在り方、死とは何か、不幸が幸福に転ずるときもある、十年二十年のスパンで時を待つということ、職人の技と消費社会への警告…、この作品の思想はその後の『三千光年の星たち』や『水のかたち』にも連なっている。沢山の小説読んでるけど、改めて私は宮本作品が一番好きっと思った。2016/10/30

HaruNii

14
久しぶりの宮本輝作品。 宮本さんらしく、人と人との関係が穏やかで、読んでいて心地よいです。 こんな人との関わり方ができると、ストレスもないかと。2016/07/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4965712

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社トリスタ」にご確認ください。